こんにちは!三鷹ハートフル矯正歯科医院、ホワイトエッセンス三鷹院です。

 

当院のブログをご覧下さりありがとうございます!

先週のブログで、低位舌が原因で歯並びが悪くなりその影響で発音障害になってしまう…

という話をさせて頂きましたが、今週はお子様が低位舌かどうかを判断する

「ガムトレーニング」をご紹介します!

 

お子様にガムトレーニングをして頂く場合、

3−4才を目処に、お子様がガムを飲み込まない確実な年齢になってから

行って下さい。

 

低位舌とは、舌が正常な位置よりも低い位置にある状態のことです。

ですが一概に低位舌と言っても、自分や、お子様の舌の位置が正しい位置に

あるのかどうかは外見だけでは分かりませんよね。

 

 

正常な舌の位置は、口を閉じているときに上顎全体に舌が軽く接触している状態です。

 

それではガムを使って舌の位置を見ていきましょう!

ガムはくっつきやすいクロレッツ(もしくはFit’s)がおすすめです。

まず、お子様に左右均等に噛んでいただき、ガムを舌でボール状に丸めてもらいます。

 

 

この時、左の絵のようにガムが丸まっていたら良いのですが、

右の絵のようにガムがきちんと丸まっていない場合、食べ物を噛んでまとめるという動作ができていない状態と考えられるので

まずはガムを丸める練習から始めましょう。

 

ボールをうまくまとめることが出来たら、次は丸めたガムボールを

舌の上に乗せたまま上顎にぎゅーーっと押し付けて貰います。

 

 

この時に舌の位置が正しい場所にないと、ガムが前歯についてしまったり、

歪な形に広がってしまいます。

 

上顎にガムボールを貼り付けることができたら、次は3回唾液を飲み込みます。

この時に正しい飲み込み方ができていると

ガムは下記の絵のような逆三角形のような形になります。

 

 

ガムトレーニングは低位舌かどうか分かるだけではなく、

噛む力と舌の機能を高め、正しい飲み込み方の訓練を行うことができます。

 

ガムを薄くできない場合は、舌圧が低くなっている状態です。

舌圧が低いままだと、悪い歯並びや、嚥下障害による誤嚥性肺炎を引き起こしたりと

問題が増えていきます。

そのまま放置するのではなく、トレーニングをして舌を正しい位置に整えていきましょう!

トレーニングとして行う場合は一日3分以上ガムトレーニングをするのをおすすめしております。

 

長くなってしまいましたがここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

すべては患者様の笑顔の為に

三鷹ハートフル矯正歯科医院