こんにちは!三鷹ハートフル矯正歯科医院、ホワイトエッセンス三鷹院です。

今日は、子供の発音障害と歯並びと舌の位置の関係についてお話ししたいと思います。

 

皆様の周りのお子様は正しい発音ができていますか?

言いたいことが相手に伝わらなかったりするとお子様にもストレスがかかってしまいます。

幼少期から気をつけていきたいことを順を追って説明いたします。

 

発音は口腔機能の一部で

他の口腔機能と密接な関係になると考えられています。

正しく発音するためには、舌がスムーズに動くことと、舌が動くための口腔内のスペースが

重要となってきます。

 

子供の日本語の習得には順序があるとされており、

まず最初に、あ、い、う、え、おの母音から発音できるようになります。

次に子音が発音できるようになるのですが、子供が最初にはっきり発音できるようになるのが

マ行です。マ行は舌を使わずに唇の開閉だけで発音できるからです。

最初に話す単語が「ママ」のお子様が多いのはこのためと考えられます。

 

逆に子供にとって発音が難しいのはラ行とされています。

ラ行は舌を強く上顎につける必要があるため、発音しにくく習得できるようになるには個人差があります。

日本人が外国語の発音で苦労するのはそもそもの発音の仕方が違うため、難しく感じるのです。

発音のバリエーションを増やすためには、舌がスムーズに動くことと口腔内の広さが欠かせません。

 

 

発音には、他の口腔機能と密接に関わっていると述べましたが

ここで重要なのは舌の位置と歯並びです。

 

舌の位置が正しい位置にないと、禍蓋混合の原因になってしまいます。

禍蓋混合は上顎の発育不足で噛み合わせが深く、前歯がすっぽり舌の歯を

覆ってしまう歯並びのことです。

禍蓋混合の原因は低位舌と言って、舌が正常な位置よりも低い位置に

あることが原因です。舌が上顎についていないと、上顎が広がらず

噛む力が発達せずに禍蓋混合を引き起こしてしまいます。

 

 

当院はYoutubeにてこの低位舌を治す口腔内機能療法の動画を

公開しています。

三鷹ハートフル矯正歯科医院では、この口腔内機能療法を来院時に一緒に行うための紙を

患者様にお渡ししております。

 

 

口腔内機能療法の動画に関しましては前回の投稿にURLを貼ってあります♪

一緒に舌の位置を正しく治していきましょう!

 

また来週はお子様が低位舌かどうかを確認するガムトレーニングについても、ご紹介していきたいと

思います!いつも三鷹ハートフル矯正歯科医院のブログをご覧下さりありがとうございます!

 

 

すべては患者様の笑顔の為に

三鷹ハートフル矯正歯科医院