インビザラインセミナーにハートフルメンバー5人で参加してきました。
震災の影響で、電力不足による計画停電を懸念しての大阪開催だったそうです。

午前中の講義は、昭和大学の矯正科教授の槇先生から深いお言葉をいただきました。
ワイヤー矯正を極め、その上でインビザラインを250症例以上取り組み、その動きの差やメカニズムなど考慮した結果でてきた言葉だからこそ、重みがありました。
「歯列のバイト 浅目、リバースカーブの設定をしている ワイヤーのようにレべリングしていないので、アンカレッジバリューが少なくなっていないから、アンカレッジロスが起こりやすい。今は、1回フレアーしてから、歯根膜を広げて、アンマスする方が良い。」
これを読む方に意味が分からなくてもかまいません。
しかし、長期症例、安定的に歯牙移動させるポイントが含まれています。先人のお知恵をいただきました。

また、インビザラインの治療計画を立てる上で、コンピューターシュミレーション通り治療を進めることが難しいのですが、その際に予測再現性が低くなる条件など、CTを使用しながら解析していました。
当院にもCTを導入しているので、利用して診断に応用する方法を学びました。

午後には、インビザラインG3の新機能プレシジョンカットやパワーリッジなどの機能についてレクチャーをうけました。最後に、インビザラインティーンの適応症や利用方法の解説があり、5月16日に新発売されたインビザラインG3、インビザラインティーンの全容が明らかになりました。

今回の講演会に、ハートフル歯科の全歯科医師、主任衛生士が参加して共有できたことが、ハートフル歯科にとって、また、患者さんにとって有益になると確信しております。

テクノロジーの進化に伴い発展を続けるインビザラインは、開発当初と比較して明らかに変化してきました。
当初、適応症の幅が狭く、全ての患者さんに利用することができませんでした。しかし、今回の講演では、全ての症例に適用が広がり、年齢の幅も選ばなくなりました。見えないマウスピース矯正が完成期を迎えつつあるような気がしております。

これだけ進んだマウスピース矯正と比較すると、目立ち、違和感が強いワイヤー矯正が現代の社会の中でどうなっていくのか、考えてしまいました。

コンピューターシュミレーションを使い、デザインをする。予測再現性の高い、インビザライン。
治療期間が決まり、仕上がりも見える。安心して行える矯正治療に成長していました。

痛みがなく、目立たない完成された、マウスピース矯正。
是非 インビザライン体験をしていただきたいと思っています。                

理事長  下田 孝義


 

インビザライン臨床セミナーにメンバーを連れて、参加してきました。

次世代の見えないマウスピース矯正、インビザラインは、日々 変化し、発展してきました。ここ数年、モナコ、香港、豪州、韓国、スペインなど海外の著名な先生に指導を受け、学会で話題になっていた治療法が形になって日本にも入ってきました。

なかなか一緒に働いていても、体系的にインビザラインの治療法や新しいテクニックのメカニズムなど細かく指導することができず、悩んでいたところだったので、自分の再確認と共に一緒に働くメンバーに良い刺激になったこと思います。

新しいメカニズムで従来の適応症を大きく超え、全ての症例に対応可能になった、インビザラインの全てが語られておりました。

時代は、痛くない目立たない矯正を求めております。日々、患者さんからも矯正の治療期間や口元がどのくらい変わるかなど、よく相談を受けます。
その点で、3Dコンピューターシュミレーションによる、見える治療結果からインビザラインは、安心して治療に臨んでもらえます。
私は、自分がワイヤー矯正を受けた経緯から患者さんには、痛くて、わずらわしい、いつ終わるか分からない矯正を施術したくないと常々思っており、インビザラインを中心に矯正治療を行っております。
また、ハートフル歯科グループの矯正患者さんのお声でよく言われるのが、本当に周りの人に気づかれないし、矯正をやっているなんて見えないことです。ワイヤーをやっているころとは、比較にならないほどに喜ばれます。

進化、発展し、世界で多くの方に受け入れられているインビザラインが今回のセミナーを期に日本でも多くの先生方に受け入れられることと思われます。

私も世界に学び、広くインビザラインを広めようと考えている一人です。

このように、分かりやすくインビザラインを解説してもらえて、良かったと思います。

今後は、私からも他の先生方に何かお話できるようになりたいと思い帰宅しました。

新しい矯正 インビザラインG3、インビザラインティーンに期待して下さい。

 総院長 下田 ミナ