永久歯の矯正では、歯を抜いて治療をおこなうことがあります。
その理由をご存知ですか?

歯並びが悪い原因の一つに、「隙間不足」があります。
たとえば3人がけのソファーに4人座っている状態です。
ちょっと前にかがんで見たり、後ろにそってみたりして座らないといけません。
そこで、一人分をあけて、ゆったり座れるようにするのが抜歯の役目です。

ソファーに座りたいのは4人なのですから、ソファーを4人がけにするという方法もありますが、
ソファーを入れる部屋の広さは最初から決まっているもの。
つまり、顎の大きさは変わらないので、それを無理に広げてはを抜かずに矯正をすると
口元が極端に出っ張ることもあります。

乳歯の場合や、顎が未発達の子どもの場合は抜歯せず、歯を並べてあげることも
ほとんどの場合で可能ですが、大人の矯正の場合、抜歯が必要かどうかということも含め、
一度ご相談いただければと思います。
もちろん全ての矯正で抜歯するわけではありません。
気になる方はまずは無料相談から。