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三鷹ハートフル矯正歯科医院
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マウスピース矯正で治療できない歯並びとは?他の選択肢も

2026年7月21日

マウスピース矯正できないと伝える歯科医師

こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。

近年、目立ちにくさや取り外しの手軽さから、マウスピース矯正を希望される方が増えています。特に大人になってから矯正治療を考える方にとって、透明の装置を使用したマウスピース矯正は魅力的な選択肢に映ります。

しかし、すべての歯並びに対してマウスピース矯正が有効なわけではありません。歯の状態によっては、別の治療法のほうがスムーズに改善を目指せる場合もあります。

今回は、マウスピース矯正の基本的な情報から、治療が難しい歯並び、そして他の矯正方法について解説していきます。

マウスピース矯正とは

机に置かれた矯正用のマウスピース

マウスピース矯正とは、透明なプラスチック製の装置(アライナー)を使って、少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。従来のワイヤー矯正とは異なり、見た目が自然であることや装着時の違和感が少ないことから、多くの人に選ばれています。

基本的には1日20〜22時間の装着が必要で、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換しながら段階的に歯を動かしていきます。ただし、すべての症例に対応できるわけではなく、大きな歯の移動が必要な矯正には不向きな場合もあります。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正の最大のメリットは、見た目の自然さです。矯正装置が透明なため、装着していても目立ちにくく、周囲の人に気づかれることがほとんどありません。接客業や営業職など、人と接する機会が多い方にとっては大きな利点といえるでしょう。

さらに、マウスピースは取り外しが可能であるため、食事や歯磨きの際にストレスを感じにくいことも特長です。歯磨きも普段通りに行えるため口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを抑えやすいとされています。

さらに、マウスピースは滑らかな素材でできており、口腔内を傷つけにくいため、装置による痛みや違和感が少ない点も魅力の一つです。

マウスピース矯正のデメリット

一方で、マウスピース矯正にはいくつかのデメリットも存在します。

まず、歯並びの状態によってはマウスピース矯正だけでは治療が難しいケースがある点が挙げられます。また、1日20〜22時間という装着時間を守る必要があるため、自己管理ができないと効果が出にくくなります。

マウスピース矯正で治療できない歯並びとは

マウスピース矯正で治療できない歯並びについて説明する歯科医師

マウスピース矯正は多くの症例に対応できる治療法ですが、すべての歯並びを改善できるわけではありません。特に、歯の移動量が大きい、骨格に関わる問題があるといった場合には、マウスピース矯正では治療が難しいと判断されることがあります。

ここでは、マウスピース矯正では治療できないとされる代表的なケースについて解説します。

重度の叢生(そうせい)

叢生とは、歯が重なり合って並ぶガタガタになった歯並びのことをいいます。顎が小さく、歯が並ぶための十分なスペースがないために、歯が捻れて生えたり、歯列から飛び出したりしている状態です。

叢生の中でも、歯が大きく重なり合い、大幅なスペースの確保や歯の移動が必要となるケースでは、マウスピース矯正では対応が難しい場合があります。

骨格性の下顎前突・上顎前突

マウスピース矯正は、歯に力をかけて動かす矯正方法であり、顎の骨そのものの位置や大きさを変えることはできません。そのため、骨格性の下顎前突(受け口)や上顎前突(出っ歯)には効果が限定される場合があります。

歯並びそのものには問題がなくても、上顎が前方に位置していたり、過剰に成長していたり、逆に下顎の成長が足りなかったりすると、相対的に出っ歯に見えることがあります。こういった症例を、骨格性上顎前突と呼びます。

受け口の場合も同様で、歯並びが整っていても、上下の顎の位置関係や成長バランスの問題で受け口になっていることがあるのです。

このようなケースでは、歯並びだけを整えても口元の突出感は改善されません。骨格性の不正咬合が疑われる場合は、歯科用CTなどの精密検査で顎の状態を正確に把握し、慎重に治療方針を決定することが大切です。

重度の開咬

奥歯で噛んでも前歯が上下に開いたまま閉じない開咬(かいこう)は、舌の癖や骨格のズレ、指しゃぶりなどが原因で起こることがあります。この場合、歯を顎の骨に押し込む圧下(あっか)と、引っ張り出す挺出(ていしゅつ)という動きが必要になる可能性が高いです。

マウスピース矯正は挺出の動きが不得意とされており、重度の開咬には対応できないこともあるのです。

重度の過蓋咬合

過蓋咬合(かがいこうごう)とは、上の前歯が下の前歯に深く覆いかぶさっている噛み合わせの状態で、日本人に多く見られる不正咬合のひとつです。

軽度の過蓋咬合であればマウスピース矯正で対応できる場合もありますが、上下の歯の重なりが大きい重度のケースでは、マウスピース矯正だけで十分に改善を目指せないこともあります。

埋伏歯や先天欠如歯があるケース

埋伏歯とは、骨や歯ぐきの中に埋まったまま生えてこない歯のことです。一方、先天欠如歯は、生まれつき歯の本数が足りない状態を指します。

これらの状態では、マウスピース矯正に限らず、矯正治療だけで対応するのは困難といえます。外科的な処置で歯を露出させたり、欠如している歯を補う治療が必要になったりします。

マウスピース矯正で治療できない場合の他の選択肢

表側矯正と裏側矯正の模型

マウスピース矯正が適応とならない場合でも、ほかに矯正治療の選択肢はあります。ここでは、マウスピース矯正で治療できないとされた場合の、他の選択肢をご紹介していきます。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、ワイヤーを通して力をかけて歯を動かしていく矯正方法です。マウスピース矯正で対応できないような複雑な症例や、抜歯が必要なケースにも対応可能で、幅広い歯列の乱れに効果を発揮します。

装置が固定さるため自己管理が苦手な方でも治療を進めやすいですが、見た目や装着感に注意が必要です。

ワイヤー矯正には3つの方法があるので、下記でご紹介します。

表側矯正

表側矯正は、歯の表側(頬側)に矯正装置をつける最も一般的なワイヤー矯正の方法です。見た目が気になりやすいですが、幅広い症例に対応できるのが強みです。歯の大きなズレや複雑な噛み合わせの問題にも対応できることが多いです。

最近では、透明なブラケットや白いワイヤーなど、見た目に配慮した素材も選べるようになり、審美面の負担も軽減されています。しっかりと確実に歯を動かしたい方には、信頼性の高い選択肢といえるでしょう。

裏側矯正

裏側矯正は、装置を歯の裏側(舌側)に取り付ける方法です。正面からは装置が見えにくいため、見た目を重視する方に選ばれています。

舌に装置が当たるため発音に影響が出ることがありますが、慣れてくると日常生活に支障が出にくくなります。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正は、上の歯には裏側矯正、下の歯には表側矯正を行う方法です。目立ちやすい上の歯は裏側に装置をつけることで審美性を保ちつつ、下の歯は表側装置にすることで違和感や発音のしづらさを軽減します。

完全に裏側矯正にするよりも費用を抑えられる点もメリットです。見た目と快適さ、コストのバランスをとりたい方に選ばれています。

外科的処置

歯列不正の原因が骨格にある重度の不正咬合には、外科的処置が必要になることがあります。矯正治療だけでは改善が困難な場合、外科手術で顎の位置や形を修正し、噛み合わせや顔のバランスを整えるのです。

手術と矯正を組み合わせることで、見た目と機能の両方を改善できる可能性があります。ただし、入院や全身麻酔が必要になるため、身体への負担も考慮して検討しなければなりません。

まとめ

ワイヤー矯正で治療を行っている笑顔の女性

マウスピース矯正は、見た目の自然さや快適さから多くの方に選ばれている矯正方法ですが、すべての症例に適応できるわけではありません。歯並びの状態によっては、マウスピース矯正が難しいケースも存在し、その場合はワイヤー矯正や外科的治療など他の選択肢を検討する必要があります。

マウスピース矯正を検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。

当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。

当院のホームページはこちらネット予約LINEの無料相談もお受けしております。ぜひご覧ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

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