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2026年7月28日

こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。
1期治療を終えた後に2期治療を勧められることがあります。しかし、「本当に受けたほうがいいの?」「1期治療をしたのに、なぜもう一度矯正が必要なの?」と戸惑う保護者の方は少なくありません。
この記事では、小児矯正における1期治療と2期治療それぞれの目的や違い、2期治療が必要になるケース、使用する装置の種類、治療期間や費用の目安について詳しく解説します。お子さまに合った治療方針を考える際の参考にしてください。
目次

小児矯正は、お子さんの成長段階に合わせて1期治療と2期治療に分けられます。どちらも歯並びや噛み合わせを整えるための治療ですが、目的や進め方が異なります。
この違いを理解しておくことで、治療のタイミングや方針をより納得して選びやすくなるでしょう。
1期治療は、乳歯と永久歯が混在する6〜12歳頃に行う矯正治療です。この時期は顎の骨が成長途中であるため、その成長を利用して上下の顎のバランスを整えたり、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保したりします。
また、指しゃぶりや舌の癖、口呼吸など歯並びに影響する習慣の改善を目指すこともあります。つまり、歯をきれいに並べることだけが目的ではなく、将来の歯並びや噛み合わせを整えやすい土台づくりが中心となる治療なのです。
2期治療は、永久歯がほぼ生えそろう12歳前後から始めることが多い治療です。1期治療で整えた顎のバランスをもとに、永久歯を理想的な位置へ動かし、見た目と機能の両面から歯並びや噛み合わせを仕上げます。
治療方法は成人矯正とほぼ同じで、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などを用いることが一般的です。
1期治療と2期治療は、いわば土台づくりと仕上げの関係にあります。1期治療で整えた土台があるからこそ、2期治療で永久歯を理想的な位置へ効率よく動かせるのです。
なお、2期治療が必要かどうかは、永久歯が生えそろった時点での歯並びや噛み合わせによって判断します。具体的なケースについては、次の章で詳しく説明します。

ここでは、どのような場合に2期治療が検討されるのかを具体的に見ていきましょう。
1期治療で顎の成長をコントロールしても、永久歯が生えそろった段階で歯列に凸凹や重なりが残ることがあります。こうした場合には、2期治療で一本ずつ歯の位置を丁寧に整え、歯列全体のバランスを仕上げていくことがあります。
これは、歯が重なったままの状態を放置すると、歯ブラシの毛先がうまく届かず汚れが残りやすい状態になり、虫歯や歯茎の炎症を起こすリスクが高くなる可能性があるためです。
つまり、2期治療は見た目の改善だけでなく、毎日のケアをしやすくしお口の健康を守ることにもつながる治療なのです。
上下の歯の噛み合わせが深すぎる過蓋咬合や、前歯が噛み合わない開咬などの問題が残っている場合も、2期治療の対象となります。噛み合わせの異常は、食べ物をしっかり噛みにくくなるだけでなく、発音がしづらくなったり顎関節に負担がかかったりすることがあるためです。
こうした機能面の問題を改善するためにも、2期治療で噛み合わせを整えることが重要になります。
骨格的な問題が残っている場合には、歯並びや噛み合わせを整えながら、成長の経過を踏まえて治療方針を調整していきます。骨格的な問題は成長とともに改善することもありますが、反対に成長によって目立ってくるケースもあります。
そのため、成長期は定期的に経過を観察し、顎の位置や噛み合わせを確認しながら、適切なタイミングで2期治療へ移行することが大切です。

1期治療で顎の成長がうまく誘導され、永久歯が自然と整った位置に生えて歯並びや噛み合わせが安定した場合は、追加の治療を行わず経過観察で十分と判断されることがあります。
一方で、医学的には2期治療が望ましいと考えられる場合でも、費用や本人の意欲、生活環境などを踏まえて治療を見送るご家庭もあります。ただし、噛み合わせの問題をそのままにすると、歯の摩耗や顎関節への負担、虫歯・歯周病のリスクの上昇などが考えられます。
そのため、現在の歯並びや噛み合わせが将来どのような影響を及ぼし得るのかを事前に理解しておくことが重要です。治療を控える場合でも、担当医と相談しながら経過をしっかり見守っていく姿勢が大切です。

2期治療では、主に以下の装置を用いて歯を動かしていきます。どの装置で治療を進めるかは、歯並びの状態やお子さまの生活スタイル、ご家庭の希望などによって異なります。
歯科医師とよく相談しながら、無理なく治療を続けられる装置を選びましょう。
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットという小さな装置を装着し、ワイヤーの力を利用して歯を動かす方法です。幅広い症例に対応できることが特徴で、歯並びの乱れが大きい場合や噛み合わせまで細かく調整したい場合にも用いられます。
治療実績が豊富で、複雑な歯の移動にも対応しやすいことから、小児矯正2期治療でも多く採用されています。
複数枚の少しずつ形の異なる透明なマウスピースを一定期間ごとに交換しながら歯を動かす方法です。装置が目立ちにくい、食事や歯磨きの際には取り外せるためお口の中を清潔に保ちやすいという特徴があります。
ただし、決められた装着時間を守らないと十分な効果が得られないため、お子さん自身が治療に積極的に取り組めることが重要です。

2期治療には多くのメリットがある一方で、治療期間や日々の自己管理といった負担もあります。メリットと注意点の両方を理解したうえで、お子さんの歯並びや生活スタイルに合った治療方法を選ぶことが大切です。
2期治療では、永久歯の位置を細かく整えることで、歯並びや噛み合わせをより理想的な状態に仕上げられます。歯並びが整うと歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防につながります。
また、噛み合わせが安定することで食べ物をしっかり噛めるようになり、顎への負担が軽くなる点も大きなメリットです。口元の見た目が整うことで、笑顔に自信を持てるようになるお子さんも少なくありません。
2期治療は、歯を少しずつ動かしていくため、どうしても一定の治療期間が必要になります。装置を付けた直後は違和感や軽い痛みが出ることがありますが、多くの場合は数日で慣れていきます。
また、選ぶ装置によって注意点が異なります。
ワイヤー矯正では、装置の周りに汚れがたまりやすくなるため、これまで以上に丁寧な歯磨きが欠かせません。一方、マウスピース矯正では、決められた装着時間を守らないと計画どおりに歯が動かず、治療期間が延びることがあります。
このように、2期治療では装置の種類に応じた日々の管理が必要になるため、お子さん本人だけでなく、ご家族のサポートも大切になります。

治療期間や費用は歯並びの状態や治療方法によって異なります。事前におおよその目安を知っておくと、治療計画を立てやすくなるでしょう。
2期治療は一般的に1年半〜3年程度かかることが多いとされています。また、歯を動かした後は、後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)を装着する保定期間へ移行します。
この期間も治療の一部であり、歯並びを安定させるためには歯科医師の指示どおりに装着を続けることが大切です。
一般的に2期治療は自由診療(保険外診療)となり、費用はおおよそ40万〜100万円程度必要となることが多いでしょう。ただし、1期治療から継続して通院している場合は、2期治療の費用が抑えられる料金体系を採用している歯科医院もあります。
また、検査料や調整料、保定装置の費用が別途必要になる場合もあるため、契約前に総額を確認しておくと安心です。

小児矯正の2期治療は、永久歯が生えそろった後に歯並びや噛み合わせを整え、噛み合わせの機能や清掃のしやすさ、見た目のバランスを改善するための治療です。一方で、1期治療だけで十分な結果が得られるお子さんもいるため、すべてのケースで必要になるわけではありません。
適切な治療時期や方法は、お子さん一人ひとりの成長や歯並びによって異なります。定期的に歯科医院で経過を確認しながら、治療方針を相談することが大切です。
小児矯正を検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。
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