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2025年7月22日
こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。
「ホワイトニングはどれくらいの頻度で受けるとよい?」「ホワイトニングで注意する点はある?」といった疑問をおもちの方もいるでしょう。過度な施術は歯ぐきや歯質への負担が心配になりますし、間隔が空きすぎても色戻りが気になります。
本記事では、ホワイトニングを受ける頻度と効果が持続する期間、ホワイトニング効果を長持ちさせるポイントについて解説します。
ホワイトニングをする頻度は、ホワイトニングの種類によって異なります。詳しい説明は以下のとおりです。
オフィスホワイトニングは、歯科クリニックで専用の薬剤と光を用いて行う方法です。1回の施術でも効果を実感できるケースが多いですが、間隔を空けて施術を受ける必要があります。
一般的には初回の施術から1週間程度の間隔を空けて、2〜3回ほど受けることで目標の白さに近づけます。
施術後の色戻りを防ぐためには、1〜3か月に1回の頻度でメンテナンスを受けることが推奨されます。
ホームホワイトニングは、歯科医院で作製したマウスピースと薬剤を使用して、自宅で行う方法です。低濃度の薬剤を使用して、徐々に歯を白くしていきます。
理想の白さに到達するまで、2〜3週間ほど継続して行う必要があります。忙しくて毎日は難しい場合でも、週に4回程度のペースを維持すると効果を感じやすくなります。
ホームホワイトニングの場合、色戻りは緩やかですが、完全に戻らないわけではありません。色戻りが気になる場合は、1週間に1回程度の頻度でホワイトニングを行うことで白さをキープできるでしょう。
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。歯科クリニックでの施術を3か月に1回ほどの頻度で受け、週に1〜3回程度、自宅でホワイトニングを行うのが一般的です。
2つのホワイトニング方法を併用することで、両方のメリットが得られます。
セルフホワイトニングは、サロンなどで薬剤や機器を使用して患者さん自身で歯を白くする方法です。歯の表面に付着した着色汚れを落とし、もともとの色味を引き出します。専用のジェルや機器を使い、週1回のペースで3〜4回ほど繰り返すと効果を実感しやすくなります。
ただし、歯質を漂白するわけではないため、本来の色より白くはなりません。白さを保ちたい場合は、2〜3週間ごとに同じセルフケアを続けると自然なトーンを維持できます。
ホワイトニング効果が持続する期間は、種類によって異なります。詳しい説明は以下のとおりです。
オフィスホワイトニングの白さが持続する期間は3か月〜半年ほどです。通常のセルフケアに加えて、およそ3か月ごとに歯科クリニックでのメンテナンスを組み合わせると、長持ちさせやすくなります。
ホームホワイトニングの効果が持続する期間は、半年〜1年ほどです。ホームホワイトニングでは、薬剤を注入したマウスピースを装着することで、少しずつ歯を白くしていきます。マウスピースを装着することで、歯の内部にまで薬剤が作用するため、効果が長く続きます。
色戻りを防ぐために定期的にホームホワイトニングを行うと良いでしょう。
デュアルホワイトニングの効果が持続する期間は一般的に1〜2年ほどです。コストはやや高めですが、頻繁な色戻りの心配が少ないため、長く白い状態を維持したい方に選ばれています。
セルフホワイトニングの効果が持続する期間は2〜3週間が目安です。患者さまのもとの歯の色以上の白さは手に入りませんが、コストを抑えつつ手軽に歯を美しくしたい方に向いているかもしれません。
白くなった歯をキープするためのポイントは、以下のとおりです。
ホワイトニング直後は歯の表面が乾燥しやすく、水分や色素を吸収します。そのため、施術後24〜48時間ほどは、コーヒーや赤ワイン、カレーなど色の濃い飲食物を控えることが大切です。これによって、着色汚れの再付着を防げるでしょう。
飲食後はしっかりと歯磨きをしましょう。飲食後の歯磨きを怠ると、色素が歯に入り込みやすくなります。飲食後、しっかりと歯磨きをすることで着色を防げるだけでなく、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
外出中で歯磨きが難しい場合には、うがいをして口の中の汚れを流しましょう。
口の中が乾燥すると、歯に着色汚れが付着しやすくなります。口の中が乾燥するのを防ぐためにも水分補給をこまめに行いましょう。
ホワイトニング効果がある歯磨き粉を使用するのもよいでしょう。着色汚れを浮かせる成分が配合されているものが多く、ホワイトニング後の白さを維持するのに役立ちます。また、着色汚れが付着しにくい環境を作れるでしょう。
朝晩のブラッシングのときに使用することで、ホワイトニング効果を長期間持続させやすくなります。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を組み合わせたデュアルホワイトニングは、短期間で高い効果を得つつ、持続力にも優れています。費用はやや高めですが、白さを長く維持したい患者さまにとっては、色戻りの心配を大幅に抑えられる方法です。
ホワイトニング後の白い歯をキープするためには。歯科クリニックで定期的にメンテナンスを受けることも大切です。メンテナンスでは、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具を使用して、ふだんの歯磨きでは落とせない歯石や着色汚れを取り除きます。
虫歯や歯周病になっていないかの確認も同時に行うため、お口の中の環境を整えつつ歯の白さをキープできます。目安としては3か月〜半年に1回ほどの頻度で受診することが推奨されています。
ホワイトニングは歯を白くでき、審美性を高められる施術ですが、注意することもあります。ホワイトニングの注意点は、以下のとおりです。
ホームホワイトニングでは、専用のジェルを注入したマウスピースを装着して歯を白くします。マウスピースの装着時間や使用する薬剤の量を守らなければなりません。
マウスピースを長時間装着したり、薬剤を多く注入したりすると、知覚過敏を引き起こす可能性があります。また、歯ぐきに痛みが生じることもあるでしょう。
歯と歯ぐきへのダメージを抑えるためにも、マウスピースの装着時間と使用する薬剤の量は必ず守ってください。
虫歯や歯周病がある状態でホワイトニングを受けると、薬剤の刺激が痛みを強める場合があります。
まずは虫歯や歯周病の治療を終え、健康な口腔環境を整えてからホワイトニングを行うことが大切です。そうすることで痛みのリスクを軽減し、白い歯を長く保ちやすくなるでしょう。
ホワイトニングで効果が出るのは天然歯のみです。過去に詰め物や被せ物をした部分には薬剤が作用せず、周囲の歯だけ白くなることで色味が不揃いになるおそれがあります。
特に前歯に補綴物がある場合は、ホワイトニングをするときに色合わせの相談を行う必要があるでしょう。
ホワイトニングは安全性の高い処置ですが、全ての方が受けられるわけではありません。妊娠中や授乳中の方は、胎児や乳児への影響を考えて避けるのが一般的です。
また、無カタラーゼ症の方は過酸化水素を分解する酵素を作れず、体内で分解されない可能性があります。これによって、お口の中に炎症や痛みが生じる可能性があるため、ホワイトニングは受けられないのです。
該当する患者さまは、歯を白くするほかの方法がないかどうか歯科医院で相談してください。
セルフホワイトニングは自宅やサロンで手軽にできる方法ですが、専門資格をもつ歯科医師による医療行為ではありません。そのため、万が一トラブルが起こっても医療的な対応を受けられず、炎症や知覚過敏が長引くケースもあるでしょう。
安全性と確実な効果を優先するなら、歯科クリニックで行うオフィスホワイトニング、歯科医師から処方された薬剤を使用するホームホワイトニングを検討してください。
ホワイトニングの適切な頻度は、ホワイトニングの種類によって変わります。
オフィスホワイトニングは1回の施術で効果を実感できる場合がありますが、理想の白さにするまで1週間に1回ほどの頻度で施術を受けることが推奨されます。ホームホワイトニングは理想の白さになるまで2〜3週間ほど継続して行う必要があるでしょう。
ホワイトニング後の白い歯をキープするためには、着色しやすい飲食物を控えることや、しっかりとブラッシングを行うことが大切です。また、歯科クリニックでの定期メンテナンスを組み合わせることで白さを長持ちさせられるでしょう。
ホワイトニングを検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。
当院のホームページはこちら、ネット予約やLINEの無料相談もお受けしております。ぜひご覧ください。
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