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2025年4月29日
こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。
ホワイトニングは、輝く白い歯を手に入れることができるため多くの人から人気のある施術です。実際に施術を受ける際の費用や、クリニックと自宅での方法による料金差、また施術以外にかかる追加コストなど、具体的な費用については疑問が残る患者さまも多いでしょう。
本記事では、各種ホワイトニングの費用の違いや、歯科医院での施術が高額になりやすい理由、さらには効果を維持するためのポイントについて詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
まずは、種類別の費用と内容について確認しましょう。
個人で専用の器具や薬剤を利用して行うセルフホワイトニングは、低価格で始められる方法です。サロンや自宅で手軽に実施でき、費用は数千円から1万円前後となっています。
自分のペースでケアができるため、時間に余裕のある患者さまに選ばれている方法です。使用方法や注意点をしっかり把握し、定期的なブラッシングと併用すると、より効果的に美しい歯色を維持できるでしょう。
クリニックにて専用のマウスピースを作成してもらい、自宅で薬剤を用いて施術を行う方法です。費用はおおよそ2万円から5万円程度とされ、クリニックでのサポートを受けながら行えるため安心感があります。
使用時は指示に従い、毎日のブラッシングなどのセルフケアと合わせることで、無理なく効果的にホワイトニング効果を実感できるでしょう
クリニックで歯科医師や歯科衛生士が施術するオフィスホワイトニングは、専用の薬剤と機器を使用して短期間で結果を出せる方法です。施術費用は1回あたり約2万円から7万円程度と高額ですが、プロによる施術のため安全かつ即効性が期待されます。
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。初回はクリニックでオフィスホワイトニングを受けた後、自宅でホームホワイトニングを行ってケアしていきます。費用は概ね5万円から8万円程度となります。
2つの方法を組み合わせにより、即効性と持続性の両方を担うことができます。患者さま自身のライフスタイルに合わせたケアで、満足度の高い結果が期待されるでしょう。
ホワイトニング施術以外でかかる費用の目安は、以下のとおりです。
ホワイトニングの施術前には、歯の汚れやプラークをしっかり除去するためのクリーニングが行われます。5,000円前後の費用が別途発生します。後のホワイトニングの効果を高める大切なステップとなります。
ホワイトニング後の歯は一時的に着色しやすい状態となるため、再着色を防ぐ目的で各種コーティングが施されることがあります。フッ素、バリアなど複数のタイプがあり、使用する種類によって異なりますが、費用は3,000円から1万2,000円程度です。
ホームホワイトニングに用いる薬剤費は、クリニックから指示された使用量で計算され、一般的には7日分で5,000円から1万円程度です。患者さまが自宅で正しい手順に従って使用することで、ホワイトニング効果を実感できます。
ホワイトニング効果を維持するためには、定期的なメンテナンスが必須です。クリニックでの定期施術と自宅でのケアが組み合わされます。
オフィスホワイトニングなら年間12万円から28万円、ホームホワイトニングは約6万円、デュアルの場合は5万円から10万円程度の費用が相場となります。患者さまのライフスタイルに合わせた計画的なケアが、長期的な美しい口元を実現可能です。
歯科医院でのホワイトニング費用が高額になる主な理由は、以下のとおりです。
歯科医院で実施されるホワイトニングは、経験豊富な歯科医師や歯科衛生士による手技が求められ、施術の安全性と確実な効果を発揮するための専門知識や技術が必要です。これらの専門スタッフは、患者さま一人ひとりの口内状態に合わせた適切な処置を行います。
施術時のリスク管理や安全対策に細心の注意を払っていることから、結果として治療費用の割増となる理由のひとつとなっています。
効果を実感していただくために、歯科医院では市販品とは比べ物にならない高濃度の薬剤を使用します。これらの薬剤は歯の内部に浸透しやすく、短期間でより明るい白さを実現する効果があるものです。
安全性を確保するための調合や管理が施されている点が、費用高騰の一因とも言えます。
効果を最大限に引き出すため、歯科医院では最新の光照射器や専用ランプなどの先進設備が導入されています。これらの機器は、薬剤の効果を補助するために重要な役割を果たしているのです。
機器自体の導入費用や定期的なメンテナンス費用、新技術の更新がコストに反映されることも、ホワイトニング費用が高くなる背景にあります。
ホワイトニングは審美目的の施術として位置づけられるため、国の健康保険の適用対象外となっています。そのため、治療費用はすべて患者さまご自身が負担する必要があり、保険診療の恩恵を受けることができません。
この点が、費用負担の増大する理由の一端を担っています。
ホワイトニングは美容目的で行われるため、医療費控除の対象になりません。医療費控除の対象になれば税金の負担が軽減されるケースもありますが、対象外なので患者さまご自身が全額負担する結果となります。
この性質が、他の医療行為と比較して費用が高額になりやすい要因として働いており、治療の全体的なコストに影響を与えているのです。
ホワイトニングの効果を長持ちさせるためのポイントは、以下のとおりです。
ホワイトニング後は、コーヒー、紅茶、赤ワインといった色素が濃い飲み物や、カレーなど着色の強い食品の摂取をできるだけ控えることが大切です。これらの食品に含まれる強い色素は歯の表面に容易に付着し、再び着色を引き起こす可能性があるためです。
白さの維持を考える場合には日常の食生活での注意が求められます。適切な管理と工夫により、効果をより長期間保つことが可能です。
ホワイトニング効果を持続させるためには、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが推奨されます。オフィスホワイトニングの場合は3~6ヶ月、ホームホワイトニングの場合は6ヶ月~1年ごとに再診を受けると良いでしょう。
歯の表面に付着するステインや歯石の除去、そして口内全体の健康管理が行われるでしょう。これにより、一度実現した白さをより確実に長期間保つための環境が整備されます。
毎日のブラッシングは、ホワイトニング後の効果を維持するために欠かせない日常ケアです。正しいブラッシング方法を実践することで、歯の表面に付着するステインや歯垢を効果的に除去し、再着色を防げます。
加えて、力加減やブラシの持ち方、使用する道具に気を使うと歯を傷つけずに清潔な状態を保つため、継続したケアが長期間の効果維持に大きく役立つでしょう。
効果をより長持ちさせるために、専用のホワイトニング効果が期待できる歯磨き粉を使用すると良いでしょう。専用の歯磨き粉には、歯表面の汚れを優しく取り除きながら白さをキープする成分が配合されており、日常のケアに取り入れることでさらなる効果アップが期待できます。
自宅でのケア方法として、毎日のブラッシングと併用するとより持続的な美白効果が得られるでしょう。
タバコの煙に含まれるタールやニコチンは、歯に付着して頑固なヤニとなり、ホワイトニング効果を損なう原因です。喫煙を控えることで歯の白さを保つだけでなく、口内の健康全般の維持にもつながります。
たとえ習慣になっている場合でも、ホワイトニング後の効果を最大限に引き出すためには、日常生活での喫煙習慣の見直しが重要です。禁煙は、健康面でも大きなメリットをもたらす選択です。
ホワイトニングの費用は、施術方法により大きく変動します。また、施術前後のクリーニングや再着色防止のコーティング、オーダーメイドマウスピース作りなどの追加処置も必要となります。
歯科医院でのホワイトニングが高価な理由は、専門技術と最新設備の導入、そして保険適用外であることが影響しています。効果維持のためには、着色食品の制限や定期検診が重要となります。
ホワイトニングを検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。