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2026年1月6日

こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。
歯列矯正を始めるとき、多くの方が気になるのが食事に関する問題です。特にワイヤー矯正の場合は、金属の装置が歯に固定されるため、食べ物が挟まりやすくなったり、装置が外れやすくなったりします。
治療の効果を最大限に引き出すためには、装置に負担をかけない食材の選び方や、食後のケアを意識した生活が欠かせません。では、矯正中のストレスをできるだけ軽減しながら、安心して日々の食事を楽しむためにはどうすればよいのでしょうか。
今回は、ワイヤー矯正中に控えたほうがよい食べ物や、安全に食べられるもの、さらに口腔ケアのポイントについて、わかりやすく解説していきます。ワイヤー矯正中の食事にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
目次

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる小さな装置を取り付け、そこに細い金属のワイヤーを通して歯並びを整えていく矯正方法です。このワイヤーを調整して力を加えることで、歯が理想的な位置へとゆっくり動いていきます。
出っ歯、すき間のある歯並び、デコボコの歯など、さまざまな歯並びの悩みに対応できるのが特徴です。
ただし、装置が口の中に常にあるため、食べ物が挟まりやすく、歯磨きがしづらくなるといった面もあります。治療期間は人によって異なりますが、おおよそ1年から3年ほどかかるのが一般的です。その間、装置にやさしい食事や丁寧な口腔ケアが求められます。

矯正装置に負担をかけないためには、食材の選び方がとても重要です。ここでは、特に注意したい食品の種類についてご紹介します。
せんべいやフランスパン、ナッツ、氷などの硬い食べ物は、装置に大きな力が加わるため注意が必要です。
歯で噛み切ろうとするとブラケットが外れたり、ワイヤーが曲がったりするおそれがあります。生の野菜や果物も、加熱せずにそのまま食べると装置に負担がかかりやすくなります。
食べたい場合は細かく切ったり、やわらかく調理したりするなど工夫をしましょう。装置を壊さずに治療をスムーズに進めるためにも、硬い食品はできるだけ避けることが大切です。
キャラメルやガム、餅、ドライフルーツなど、ねばり気の強い食品は矯正中には控えたい食べ物です。
こうした食品はブラケットやワイヤーにくっつきやすく、取り除きにくいため、装置の破損や虫歯のリスクを高めます。特に歯の間や装置のすき間に入り込むと、通常の歯磨きでは汚れを取り除くことができません。
粘着性のあるものを無理に噛むことで、装置に引っ張る力が加わる点も注意が必要です。矯正期間中は、くっつきやすい食材を避け、口の中を清潔に保ちやすい食事を心がけましょう。
矯正中は歯に食べかすが残りやすく、虫歯になりやすい環境になっています。そこに加えて、ジュースや炭酸飲料、キャンディー、甘いスナックなど糖分を多く含む飲食物を摂ると、虫歯のリスクがさらに高まります。
糖分は口の中の細菌のエサとなり、酸を作って歯を溶かす原因となります。とくに矯正装置のまわりは磨き残しが出やすいため、甘いものを習慣的に摂るのは避けたほうが安心です。
どうしても甘いものを食べたいときは、量とタイミングを調整し、早めの歯磨きを心がけましょう。
レモンやグレープフルーツ、酢を使った料理、炭酸飲料などは酸性度が高く、歯の表面を溶かす原因になることがあります。矯正中はブラケットまわりに汚れが残りやすく、酸の影響を受けやすい状態です。
酸性のものを頻繁に摂ると、エナメル質が徐々に傷つき、虫歯や知覚過敏を引き起こすリスクが高まります。特に、炭酸飲料を長時間にわたって少しずつ飲むと、口の中が酸性に傾いた状態が続きやすくなるため注意が必要です。

矯正中でも食事を楽しむことは十分可能です。ここでは、装置に負担をかけにくく、安心して食べられる食品をご紹介します。
ワイヤー矯正中は、強く噛む必要がない食材を選ぶことで、装置にかかる負担を減らすことができます。たとえば、おかゆやスープ、煮込みうどん、豆腐、茶碗蒸し、スクランブルエッグなどは、やわらかく咀嚼しやすいため、食事中の不快感を軽減しやすいです。
調整後に痛みを感じる時期にも無理なく食べやすく、口腔内への刺激も少なくなります。食材そのものが硬い場合でも、加熱して柔らかくすることで安心して取り入れられます。噛みにくさを感じやすい矯正期間中は、食べやすさと消化のしやすさの両方を意識した食事が役立ちます。
大きな食材をそのまま噛もうとすると、前歯に強い力がかかり、矯正装置に影響を与えることがあります。
食材をあらかじめ小さく切っておくことで、負担を軽減しやすくなります。パン、果物、野菜、肉なども一口大にしてから口に運ぶことで、咀嚼の際の不快感を和らげることが可能です。
硬さが気になる食材は、火を通し、柔らかくしてから小さくすることで、さらに食べやすくなります。無理に噛みちぎる必要がないよう、食材のサイズを工夫することで、装置への影響を少なくしながら食事を楽しむことができます。

矯正装置がついている間は、汚れがたまりやすくなるため、普段以上に丁寧に歯磨きをすることが大切です。ここでは、装置周辺までしっかり清掃するための方法をご紹介します。
ワイヤーが邪魔になって歯と歯の間を磨きにくいと感じることがありますが、そういった部分はデンタルフロスや歯間ブラシを使うことで清掃がしやすくなります。
フロスはフロススレッダーと呼ばれる補助具を使えば、ワイヤーの下を通して通すことができます。歯間ブラシは、ブラケットの周囲や装置のすき間など、通常の歯ブラシでは届きにくい箇所に使えます。時間は少しかかりますが、毎日の積み重ねが虫歯や歯周病の予防につながります。
タフトブラシは、先が小さくとがった形をした部分用の歯ブラシで、矯正装置の細かい部分にたまった汚れを落とすのに向いています。
特にブラケットの周囲や、歯と装置の間、奥歯の裏側などは通常の歯ブラシだけでは磨き残しが出やすいため、タフトブラシを使用することが推奨されます。小さく動かして、優しくなでるように磨くとよいでしょう。
毎日の歯磨きに取り入れることで、より清潔な状態を保ちやすくなります。
ワイヤー矯正中は、装置の周りに汚れがたまりやすく、歯ブラシだけでは磨き残しが出ることがあります。
こうした部分の虫歯を予防するために役立つのが、フッ素入りの洗口液です。液体は口全体に行き渡るため、歯ブラシが届きにくい場所にもフッ素が届き、歯の表面を強化しながら清潔な状態に保つ効果が期待できます。
特に就寝前に使用すると、夜間の虫歯リスクを抑えるのに効果的です。

ワイヤー矯正中の食生活には多くの制約がありますが、正しい知識と工夫によって快適に過ごすことが可能です。
硬いものや粘着性のある食べ物、糖分の多い飲食物は装置の破損や虫歯の原因となるため控えることが望ましいでしょう。代わりに柔らかくて装置に負担をかけない食材を選ぶことで、安心して食事を楽しめます。
また、歯磨きに関しても通常以上に丁寧なケアが求められ、フロスやタフトブラシ、洗口液などを活用することで、清潔な口腔環境を保つことができます。
矯正治療は数年にわたる長期的な取り組みですが、日々の食事とケアの積み重ねが成功への鍵となります。自分のペースで、着実に取り組んでいきましょう。
ワイヤー矯正を検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。
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