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2024年11月30日
こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。
ホワイトニングとは、歯磨きでは落とせない歯の黄ばみを分解し、白くする施術です。ホワイトニングにはいくつか種類があり、効果の現れ方や持続期間などが異なります。
「ホワイトニングにはどのような種類があるの？」「どれが自分に合っているのかわからない」などと悩んでいる方もいるでしょう。
本記事は、ホワイトニングの種類やそれぞれの特徴、費用について解説します。選ぶ際のポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
歯のホワイトニングとは、歯を削らずに白くする施術です。歯は、コーヒーやカレーなどの飲食物、たばこのヤニなどで着色することがあります。ホワイトニングでは薬剤を歯に浸透させ、化学反応を起こして歯の内部の黄ばみを分解するのです。
歯自体を漂白するため、歯を削る必要がありません。施術時間や回数、薬剤の濃度などを調整することで、好みに合わせた白さにできます。詰め物や被せ物などの人工歯は白くなりませんが、天然の歯はもともとの色よりも白くなる場合もあるでしょう。
ホワイトニングには、以下の3つの種類があります。
それぞれの特徴とメリット、デメリットについて、以下に解説します。
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行われるホワイトニングです。歯科医院だけで使用できる専用の薬剤を塗布し、光を照射して歯を白くします。
オフィスホワイトニングでは濃度が高い薬剤を使用するため、歯の状態によっては1回の施術で効果を実感できる場合もあります。回数を重ねることでさらに白くできるでしょう。
歯科医師や歯科衛生士に施術を任せられるため、色むらが起こる心配がありません。そのため、手間をかけずにスピーディーに歯を白くしたい方に選ばれています。
オフィスホワイトニングは、効果が現れるのが早い分、色戻りしやすいです。効果が持続する期間は3〜6か月程度とされています。薬剤の濃度が高いため、虫歯や歯周病、知覚過敏など歯に問題がある人は痛みを感じたりしみたりしやすいでしょう。
ホームホワイトニングとは、歯科医師の指導のもと自宅で行うホワイトニングです。ホワイトニング剤を塗布したマウスピースを歯に装着して歯を白くしていきます。効果が現れるまでの期間は、2週間〜1か月程度です。
ホームホワイトニングのメリットは、効果が長持ちしやすい点です。効果が得られるまで日数がかかりますが、白くなると半年〜1年程度効果が持続するとされています。
マウスピースを作製し、ホワイトニング剤を歯科医院で受け取れば通院する必要がありません。自分のペースで手軽に続けられる点もメリットです。自宅で使えるように低濃度の薬剤を使用しているため、安全性が高く、知覚過敏の症状も現れにくいでしょう。
ホームホワイトニングのデメリットは、効果が現れるまでに時間がかかる点です。そのため、結婚式や写真撮影などのイベントがあり、すぐに歯を白くしたい場合には向かないかもしれません。また、自分で施術を行う必要があるため、手間もかかります。
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。
早く効果を得やすいオフィスホワイトニングと、効果持続期間の長いホームホワイトニングの両方のメリットを受けられます。効果が持続する期間は、1〜2年程度です。黄ばみが強く、どちらかだけではなかなか白くならない場合でも併用すると効果を得やすいでしょう。
デュアルホワイトニングは2つのホワイトニングを併用するため、料金が高くなります。両方の薬剤の刺激を受けるため、知覚過敏の症状が現れることもあるでしょう。
オフィスホワイトニングを受ける日に、ホームホワイトニング用の薬剤とマウスピースを受け取らなければ通院回数が多くなることもデメリットといえます。
ホワイトニングは保険が適用されず、全額自己負担になります。ここでは、種類別に費用相場について解説します。
オフィスホワイトニングの費用は使用する薬剤の種類や、クリニックによって異なりますが、1回あたり2万〜6万円程度かかります。
薬剤の濃度や歯の状態によっては1回の施術で白くなる場合もありますが、理想の白さにするまでに3〜5回ほど施術が必要になるケースが多いです。
ホームホワイトニングは、マウスピース代と薬剤の費用がかかります。マウスピースの費用は1万〜3万円程度、薬剤の費用は1週間分で5,000円程度です。2週間ホームホワイトニングを行うと2万〜4万円程度必要になります。
一度マウスピースを作製すると、薬剤を追加で購入すればメンテナンスを継続できます。最初は2週間ほど毎日使用し、白くなってからは1週間に1回の頻度で継続すると効果をキープできるでしょう。
デュアルホワイトニングの費用は、5万〜10万円程度です。2つの方法を併用するため、費用は高額になります。ホワイトニング剤の種類やオフィスホワイトニングの回数、ホームホワイトニングのために購入する薬剤の本数によっては10万円以上かかる場合もあるでしょう。
ここからは、ホワイトニングの種類の選び方について解説します。
結婚式や写真撮影などのイベントがあり、早く効果を得たい方にはオフィスホワイトニングが選ばれる傾向があります。歯の状態やホワイトニング剤によっては、1〜2回の施術で白くできる場合もあります。
自分でホワイトニング剤を扱ったり、毎日マウスピースを装着する手間をかけたりしたくない方には、オフィスホワイトニングがよいかもしれません。
ホームホワイトニングの場合、薬剤を均一に塗布できていなかったり、歯に色素沈着があったりすると、白くなる部分にむらができる場合があります。オフィスホワイトニングならプロに任せられるため、色むらが起こりにくく、きれいに仕上がりやすいでしょう。
安く歯を白くしたい方には、ホームホワイトニングが選ばれる傾向があります。初回はマウスピース代がかかりますが、一度作成すればホワイトニング剤を購入するだけで継続できます。
ただし、効果が現れるまでに早くても2週間程度かかるため、予定があって急いでいる方には向かないかもしれません。なお、サロンで行われるセルフホワイトニングでは歯の汚れを落とすのみで、歯の内部から白くすることはできません。
オフィスホワイトニングで使用される薬剤は歯科医院専用のため、濃度が高くなっています。歯の表面のエナメル質が溶けている場合や、歯が欠けている場合は知覚過敏の症状が起こりやすいです。
ホームホワイトニングで使用する薬剤は、オフィスホワイトニングで使用する薬剤よりも濃度が低いため、口腔内への刺激が少なく痛みも起こりにくいでしょう。
2つの方法を組み合わせるデュアルホワイトニングは、効果を長く保てます。オフィスホワイトニングによって短期間で効果を得られるのもメリットです。
ただし、長持ちさせるには定期的にホームホワイトニングを行う必要があります。着色しやすい飲食物を避け、食事後はすぐに歯を磨くなどの習慣も大切です。
定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けたうえでホームホワイトニングを継続すれば、白い歯を長期間維持できるでしょう。
歯の黄ばみが強いと、オフィスホワイトニングだけでは白くならない場合もあります。オフィスホワイトニング後に、ホームホワイトニングでじっくり時間をかけて漂白することで、より高い効果が期待できるでしょう。
ホワイトニングには、自宅で手軽にできるホームホワイトニング、早く効果が得られるオフィスホワイトニング、2つを組み合わせるデュアルホワイトニングがあります。
ホワイトニングの費用は使用する薬剤や回数、歯科医院によって異なります。効果が現れるまでの期間や費用、効果の持続期間など、重視するポイントに合わせて選びましょう。どれにするか迷った場合は、歯科医院で相談してください。
ホワイトニングを検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。