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三鷹ハートフル矯正歯科医院
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ホワイトニングができない人とは?白くできない歯と対処法も解説

2025年2月18日

ホワイトニングで綺麗になった歯のイメージ

こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。

「ホワイトニングできない人もいるの?」「ホワイトニング不可のときの対処方法はある?」と疑問を持っている人もいるでしょう。歯を白くする方法ですが、ホワイトニングはすべての人が効果を得られるわけではありません。

この記事では、ホワイトニングができない人の特徴と、白くできない歯、ホワイトニングができない場合の対処法について詳しく解説します。

ホワイトニングとは

歯医者でオフィスホワイトニングの光照射を受ける患者

表面にホワイトニング専用の薬剤を塗り、歯を白くする施術がホワイトニングです。歯を削ることなく、歯の表面にこびりついている着色汚れを分解して歯を白くしていきます。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングは、大きく3種類に大別されます。ここでは、それぞれの特徴をご紹介します。

<ホワイトニングの種類>

種類特徴
オフィスホワイトニング・歯科医院で行う施術 ・即効性が高いが、持続性が低い
・歯科医師、歯科衛生士などの有資格者が行う
・安全性が高い ・費用が高額
ホームホワイトニング・自宅で患者さまが行う方法
・使用できる薬剤の濃度が低いため、即効性は低い
・歯の内側から白くするため、持続性が高い
・オフィスホワイトニングよりも安価
デュアルホワイトニング・上記2つの方法を併用 ・即効性も持続性も高い
・2つの方法を併用するため費用が最も高くなる

それぞれに異なる特徴があるため、歯科医師と相談しながら自分の希望を叶えられる方法を選択しましょう。

ホワイトニングができない人

ホワイトニングできない知覚過敏の男性

ホワイトニングができない人の特徴は、以下のとおりです。

無カタラーゼ症の方

無カタラーゼ症の人は、ホワイトニングを受けることができません。この疾患では、カタラーゼという酵素が先天的に不足しており、薬剤に含まれる過酸化水素を処理できないためです。

過酸化水素が口腔内に入ると、痛みや炎症を引き起こすことがあるため、無カタラーゼ症の人にはホワイトニングはできません。

虫歯や歯周病がある方

虫歯や歯周病がある場合、ホワイトニング剤がこれらの部位に接触すると痛みや炎症が生じることがあります。ホワイトニングを行う前に、まずは口腔内の健康を回復させなければなりません。

18歳未満の方

18歳未満の人は、歯の成長がまだ完了していない可能性が高いです。特に、エナメル質が未発達であるため、薬剤が強く作用しすぎるリスクがあります。

明確な規定はありませんが、18歳未満のホワイトニングは行わないとする歯科医院が多いです。若年層は、まずは日々の歯磨きで健康な歯を維持することが大切です。

妊婦、または授乳している方

妊婦・授乳している女性には、ホワイトニングを行わないことが多いです。薬剤に含まれる成分が、母体や胎児・乳児に与える影響が明らかになっていないためです。

歯に欠けやひびがある方

歯にひびが入っている場合、ホワイトニングを行うと痛みが強く出る可能性が高いです。ひびが深い場合、神経に炎症が生じるリスクもあるため、ホワイトニング前に歯科で確認してもらってください。

光線過敏症のある方

光線過敏症のある人は、オフィスホワイトニングで使用される光にアレルギー反応が出る可能性があります。歯科クリニックで使用するライトは太陽の光とは異なるため症状が出にくいですが、リスクを避けるためには光を使わないホームホワイトニングを選ぶと良いでしょう。

知覚過敏のある方

知覚過敏の人は、薬剤が歯の神経に刺激を与えて痛みを引き起こすことがあります。知覚過敏は、エナメル質が摩耗して象牙質が露出することによって起こりやすいです。

知覚過敏の症状が改善すれば、ホワイトニングが可能になることもあります。また、薬剤の濃度調整により施術が可能な場合もあるため、歯科医師に相談しましょう。

ホワイトニングで白くできない歯

ホワイトニングで白くできない歯である金属の被せ物のイメージ

ホワイトニングを受けることができても、効果を十分に得られない歯もあります。詳しくご紹介します。

天然歯以外の歯

ホワイトニングの薬剤は、天然歯に作用して漂白します。天然歯とは構造が異なる人工歯には、効果を発揮しません。人工歯がある場合、天然歯のみが白くなって色合いに差が生じる可能性があるでしょう。

金属の差し歯や詰め物

差し歯や詰め物などで金属を使っている部分は、金属イオンの影響で歯の色が黒くなる可能性があります。金属の影響で色が変わった歯は、ホワイトニングの効果を得るのが難しいです。

抗生物質で変色した歯

過去にテトラサイクリン系の抗生物質を服用した影響で変色した歯は、ホワイトニングの効果を得にくいです。

抜髄を行った歯

抜髄を行ったあとの失活歯は、ホワイトニングの効果を十分に得られません。ホワイトニングが効果を示すのは、神経が生きている元気な歯に限られます。

この場合、ウォーキングブリーチという特殊な方法が検討されます。

ホワイトニングができないときの対処方法

ホワイトニングができない人が歯医者でクリーニングを受けているイメージ

ホワイトニングをすることが難しいときの対処方法は、以下のとおりです。

口内のトラブルを改善する

虫歯や歯周病、知覚過敏がある場合でも、これら以外にホワイトニングを妨げる原因がなければ、治療後にホワイトニングを受けることが可能です。ホワイトニングを行う前に口内の問題を確認して、虫歯や歯周病などが見つかった場合は治療を優先的に行いましょう。

セラミックによる歯の改善

ホワイトニングが効果を発揮しない歯でも、セラミックを使った治療で歯を白くすることができます。例えば、すでに銀歯などが入っている場合には、それをセラミックに変更することで見た目を改善できるでしょう。

また、歯の表面をわずかに削って、セラミックの薄いシートを貼り付けるラミネートベニアという方法もあります。この方法で、ホワイトニングと同様に歯の色を改善できるでしょう。

ホームホワイトニングの利用

ホームホワイトニングなら受けられる患者さまもいます。クリニックでのホワイトニングでは過酸化水素が使われますが、ホームホワイトニングでは過酸化尿素を含む薬剤を使うからです。無カラーゼ症を患っている人も、ホワイトニングを行うことが可能となります。

さらに、ホームホワイトニングではライトを使わないので、光過敏症の患者さまでも問題ありません。

歯科クリニックのクリーニング

美しい歯を保つためには、歯科で定期的なクリーニングを受けることも有効です。クリーニングにより歯の表面に付着した汚れや着色を落とし、歯が本来持つ白さを取り戻せます。

見た目が改善されるだけでなく、歯周病・虫歯といったトラブルを避けることにも役立つでしょう。ホワイトニングを受けられる場合でも、効果を維持できる可能性が高まるので、定期的にクリーニングを受けましょう。

ただし、歯科クリニックのクリーニングは、あくまで歯の表面の汚れを落とす処置です。患者さまの歯が元々持っている白さ以上に白くなることはありません。

まとめ

ホワイトニングして綺麗になった歯で微笑む男女

ホワイトニングが難しいとされる原因は、無カタラーゼ症や虫歯、歯周病などが考えられます。また、人工歯や過去に使用した抗生物質が原因で色が変わった歯も、ホワイトニングでは白くならない可能性が高いです。

しかし、これらの場合でも対処法は存在します。虫歯と歯周病が原因であれば、治療を行えばホワイトニングを受けられます。漂白効果が得られない歯でも、セラミック治療などで白くすることが可能です。

さらに、歯科クリニックでのクリーニングなども、口元の見た目を改善する方法として有効です。患者さまに合った方法を見つけ、理想の白く美しい歯を手に入れましょう。

ホワイトニングを検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。

当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。

当院のホームページはこちらネット予約LINEの無料相談もお受けしております。ぜひご覧ください。

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