

Blog
2026年3月31日

こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。
小児矯正では、成長期の子どもの顎や歯並びに合わせた矯正装置を使用し、理想的な噛み合わせや歯並びへと導きます。使用する装置は治療の目的や歯並びの状態によって異なり、永久歯が生えそろう前の段階で使用するものと、永久歯が生え揃った段階で使用するものがあります。
お子さまにあった装置を選択することが、負担を抑えて治療を進めるポイントの一つといえるでしょう。
この記事では、小児矯正で使用する装置の種類から、それぞれの装置の特徴、実際の選び方、使用期間について解説します。お子さまの矯正治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次

小児矯正には、大きく分けて第一期治療と第二期治療という2つのステップがあります。それぞれの段階で目的や治療方法が異なるため、お子さまの年齢や歯の生え方に応じて選択しなければなりません
ここでは、2つの治療について詳しく解説します。
第一期治療は、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期のお子さまに行われる矯正治療です。主な目的は、永久歯が正しく生えるための土台を整えることです。
歯並びが乱れる原因の多くが、顎のサイズが小さいことで歯がきれいに並べないことです。そのため、小児矯正では、顎の成長を促して永久歯が並ぶためのスペースを確保する装置を使用することが多いです。
主に実施されるのは、急速拡大装置や床矯正といった治療です。急速拡大装置は固定式で、上顎に固定して上顎の顎の骨を横方向に広げてスペースを確保していきます。床矯正は取り外し可能な装置で、上下顎どちらにも対応できます。
また、プレオルソやマイオブレースといった装置を使用することもあります。日中1時間程度と就寝中のみ装着するためお子さまへの負担が少なく、口周りの悪い癖も同時に改善を目指せることから注目されています。
小児矯正では、歯並びや噛み合わせに悪影響を与える口周りの癖にもアプローチしていきます。指しゃぶり、舌で前歯を押す癖、口呼吸、頬杖などは、顎の成長や歯の位置に影響を及ぼす癖として知られており、これらの癖がある状態では矯正治療の効果がうまく現れない可能性があるのです。
そのため、口周りの筋肉を鍛えるトレーニング(MFT)を取り入れることがあります。口腔筋機能療法と呼ばれるトレーニングで、口周りの筋肉のバランスを整えていきます。
第二期治療は永久歯が生えそろった後に行われる治療で、歯に力を加えて位置を調整して歯並び・噛み合わせを整えていく本格的な矯正治療です。ここでは、第二期治療の主な種類をご紹介します。
ワイヤー矯正は最も一般的な方法であり、歯の表面にブラケットという小さな装置を固定し、そこにワイヤーを通して歯を動かす治療法です。金属製のものが主流ですが、目立ちにくいセラミック製やホワイトワイヤーを選べることもあります。
固定式のため24時間矯正力をしっかりとかけることができ、歯を確実に動かせる治療法とされています。一方、装置が目立ちやすく、取り外しができないため食事に制限がかかったり歯磨きが難しくなったりするデメリットがあります。
マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを段階的に使用しながら歯を少しずつ動かしていく方法です。装置は目立ちにくく取り外しが可能なため、食事や歯みがきがしやすいのが特徴です。
ただし、マウスピースは1日20時間以上の装着が必要で、自己管理が欠かせない治療法といえます。お子さまの場合はご自身で装着時間や交換時期を管理するのは難しいため、保護者の方の協力も欠かせません。

小児矯正には、将来の歯や口の健康に大きな影響を与える多くのメリットがあります。
子どもの体は発達の途中にあり、骨にも柔軟性があります。これは歯を支えている顎の骨、歯槽骨も例外ではありません。このため、矯正治療の効果が出やすいという特長があります。
特に、上あごや下あごのバランスを整える治療は、顎の成長期に行えば大きな効果が期待できます。成長を利用しながら治療を進めることができるのは、小児矯正ならではのメリットです。
指しゃぶりや舌で歯を押す癖、口呼吸などの悪習癖は、歯並びやあごの発育に悪影響を与えるとされています。小児矯正ではこうした癖に対してもアプローチしていくため、無意識に行っていた習慣を改善することが可能です。
悪習癖を早期に改善しておけば、矯正後の歯並びの安定性も高まります。
歯並びが乱れていると歯と歯の間に汚れがたまりやすく、日々の歯みがきだけでは汚れを落としきれないことがあります。そうした状態が続くと、虫歯や歯ぐきのトラブルを引き起こす原因になります。
小児矯正で歯の位置が整うと、歯ブラシがすみずみまで届きやすくなるため、毎日のケアがしやすくなります。口の中を清潔に保ちやすくなると、将来的な歯の健康を守ることにも役立ちます。

子どものうちに矯正を始めることには多くのメリットがある一方で、注意したい点やデメリットも存在します。ここでは、事前に理解しておきたいポイントをご紹介します。
小児矯正では、治療の進行に合わせて矯正装置を調整したり、経過を確認したりするために、1か月に1回程度の頻度で通院しなければなりません。子ども本人にとってはもちろん、保護者の方にとってもスケジュール管理や送迎などの負担が発生します。
また、治療は年単位になることが多いので、無理なく通える歯科医院を選ぶことが大切です。
取り外し式の矯正装置を使用する場合、毎日の装着と手入れをきちんと行う必要があります。小さなお子さまの場合、自分で時間を守って装置を使うのが難しいこともあるため、保護者の方がしっかりサポートすることが大切です。また、装置を清潔に保たないと、口の中に細菌がたまってトラブルの原因になることもあります。
保護者の方が意識してサポートすることで、矯正の効果をしっかり引き出せるようになるでしょう。
子どもの体はまだ発育途中にあるため、顎の大きさや成長速度、生え替わりの進み方にも個人差があります。そのため、治療の途中で計画を調整する可能性もあり、想定より治療期間が長くなるケースもあります。
無理に力を加えると強い痛みの原因になったり、かえって歯並びが悪くなってしまったりする可能性もあるので、お子さまの成長に合わせて治療を進めていかなければならないのです。

小児矯正に使う装置は、見た目や費用だけでなく、お子さまの年齢や歯並び、顎の成長の状態によって選択されます。たとえば、顎の幅を広げたい場合は床矯正や急速拡大装置、歯の位置を細かく整える段階ではワイヤー矯正やマウスピース矯正が選ばれるでしょう。
また、口呼吸や舌の癖がある場合には、マイオブレースやMFTが有効となることもあります。
どの装置で治療を進めるかは、保護者の方・お子さまと歯科医師が相談しながら決めていきましょう。見た目の好みや装置の使いやすさだけで決めるのではなく、お子さまの成長や生活習慣も考慮して選ぶことが大切です。

矯正装置の使用期間は、成長段階や歯並びの状態、選択する装置の種類によって異なります。
1期治療では、一般的に1年半から2年ほどかかることが多いです。この期間であごの成長をコントロールし、歯がきれいに並ぶための土台を整えていきます。早期に始めることで、2期治療の期間や負担を軽減できる可能性があります。
2期治療は2〜3年ほどかかるのが一般的ですが、1期治療を行っていて土台が整っていれば、半年程度で治療が完了するケースもあります。
また、お子さまの成長の度合いや歯の動き方には個人差があるため、使用期間は目安として捉えておきましょう。歯科医師と定期的に相談しながら、お子さまに合わせて治療を進めていくことが大切です。

小児矯正は、お子さまの将来の歯と口の健康を守るうえで非常に大切なステップです。成長期ならではのメリットを活かして、骨格や噛み合わせを整えることができる矯正治療ですが、装置の種類や使用期間について理解しておく必要があります。
お子さまの歯並びが気になる場合は、早めに歯科医院の相談を受けてお子さまに合った方法を選びましょう。
小児矯正を検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。
当院のホームページはこちら、ネット予約やLINEの無料相談もお受けしております。ぜひご覧ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。