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2016年6月2日
東京都三鷹市 ハートフル歯科医院、武蔵野市のハートフルデンタルクリニック、三鷹市の三鷹ハートフル小児歯科医院、三鷹ハートフル矯正歯科医院 院長の下田ミナです。
先日、装置を破損して来院された患者様がいらっしゃいました。
その患者様からこのようなお話をされました。
前回来院された際にスタッフより装置を重ねて返されたので外すときに絡まって壊れたから装置の修理代を払いたくないといわれました。
この患者様は、9歳男子で23ヶ月の治療期間中10ヶ月自己都合により来院、その13ヶ月の間に4回破損、
1回装置紛失されている患者様です。
10歳にも満たない子どもの矯正治療は、子どもが主体ではなかなか難しいですよね、だから、親の力つまり忙しくても子どもに関わり少しでも治療に対して前向きに進めるために医院の方針に協力的であることが必要不可欠です。
ご両親共にそれに従わなかったことが原因だと思います。むし歯もできやすく口腔衛生の面も考えて、結果としては、治療効果が認めれれたので装置を外すことになりました。
当院では床装置を使用して治療を行なう患者様には治療を始める前に冊子を必ずお読みいただきお子様の取り外しで壊れることがあること、壊れ方によって壊れる原因もわかります。
また修理した部分は新品に戻るわけではなく最初の状態よりも弱くなっているため、今以上に取り扱いに気をつけてもらうことをお伝えしております。
当院では正しい医療を患者様へ提供するために壊れている状態でお返しすることはありませんし、患者様に受け取ってもらって帰ってもらっています。
また、様々なご家庭の事情がおありだと思いますが、治療中は2ヶ月に1回、メインテナンスは4ヶ月に1回来院していただいております。
その際に毎回保護者の方が変わると治療の話をする際に主として矯正治療に関わっていらっしゃる保護者の方へ話しがうまく伝わらず2~4ヶ月間の間予定通りの効果が望めないこともございます。
食事を作り、お子様と多く関わっておられるのはほとんどのご家庭がお母様だと思われます。お忙しいことは重々承知しておりますが、2ヶ月に1回の来院の日にご都合を合わせていただき、必ず主となる保護者の方が付き添いでご来院をお願い致します。