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2016年1月15日
一昨年より、インビザライン専用のCADカメラにて、型どり撮影を行っております。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)矯正治療の精密検査時において、従来の型取りでは、顎関節症などでお口を開けづらい患者さまや型取りの苦手な方は、約5分以上のあいだ口を開けなければならない状況は、気が重く負担があった事かと思います。
海外では、日本よりも早くCADカメラ(アイテロ)での撮影が始まっていました。
2012年に私は、ハワイ研修(以下写真1)の際に初めて撮影研修をした時の感動を今でも忘れません。その後も、日本にはなかなか導入されてなかったのですが...
日本導入が決定した際には、すぐに当院での導入を決めました。
また、従来の場合、カメラが読み取れない不鮮明な箇所があればその場で確認することも難しく、再度型取りになると治療開始時期が予定よりも遅れてしまうことも少なくありませんでした。
写真1 2012年ハワイ研修にて
昨年全国で20台程度導入されているそうです。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)のCADカメラの導入により、データーを瞬時にアメリカ本社に送れるようになりマウスピース型矯正装置(インビザライン)治療開始することが早く出来るようになりました。
また、マウスピース型矯正装置(インビザライン)矯正治療を行う患者様にとって、人生で一度きりの大切なものかと思います。だからこそ、
1、治療を行う前に自分の歯並びがどんな風に治るのか?
2、抜歯するのか?歯を抜かないで非抜歯でできるのか?
3、口元が下がるのか?どうのくらい引っ込むのか?
4、本当に私の歯並びでなおるのか?
5、歯が足りないスペースは動かすか?インプラントを入れるほうがいいのか?
等々。
多くの不安や疑問が出てくると思います。
少しでも不安をなくし、前向きに矯正治療にのぞんでいただきたい、その想いから当院では、「アウトカムシミュレーター」という機能を採用しております。
写真2 アウトカムシュミレーターの完成比較画面説明
ご希望の方には、実際にマウスピース型矯正装置(インビザライン)のCADカメラで、約20分くらいお口の中を
カメラで撮影した後に、すぐに完成図を患者さまにご覧頂けます。
とっても好評を頂いております。
写真3 抜歯をした場合、抜歯をせずに行う場合のシミュレーションを見られます。
また、精密検査後には、顔貌の変化を患者さまの顔写真で確認していただくことも可能です。
写真4 最新CTを使用した顔貌の変化
テクノロジーを駆使して医療技術と今までの経験を活かし、できる限り患者さまのご希望を叶える治療計画をご提案させて頂きたいと思います。
三鷹ハートフル矯正歯科医院では、スタッフの方々全員マウスピース型矯正装置(インビザライン)、矯正経験を持っておりますので、お気軽にご相談ください。
三鷹ハートフル矯正歯科医院
院長 下田 ミナ