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2026年9月8日

こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。
小児矯正を始めるにあたり、保護者の方が気になることの一つが毎日の食事です。「矯正中は何を食べさせればよい?」「避けたほうがよい食べ物はある?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
矯正装置を使用している間は、食べ物の硬さや粘着性などによって装置に負担がかかる場合があります。また、装置の周囲に食べ物が残りやすくなるため、食事の選び方や食後のケアに配慮が必要です。
そこで本記事では、小児矯正中の食事に注意が必要な理由をはじめ、食べやすいものや控えたいもの、食後に行いたいケアについて詳しく解説します。
目次

小児矯正中の歯や口の中は、矯正装置によって常に力がかかっている状態です。そのため、ふだんは何気なく食べているものでも、矯正中は注意が必要になることがあります。
ここでは、なぜ食事に気をつけなければならないのか、代表的な理由をご紹介します。
小児矯正では、使用している装置によっては食事の際に強い力が加わることで、装置が外れたり壊れたりすることがあります。
特に注意したいのが、硬い食べ物をそのまま強く噛むことです。たとえば、硬いせんべいやナッツ類、氷などを噛むと、食べ物を砕くための大きな力が歯や矯正装置にかかります。その力によって装置の一部が外れたり、破損したりする可能性があります。
装置に問題が起こると、そのまま治療を続けられず、歯科医院で確認や修理が必要になる場合もあります。その結果、治療を予定どおり進めにくくなることもあるため注意が必要です。
小児矯正では、使用する装置によって、歯と装置の間や装置の周囲に食べ物が挟まることがあります。
口の中に装置が入ることで、歯の周りに細かな隙間や凹凸が増え、食べ物が引っかかりやすくなるためです。また、このような部分は歯ブラシの毛先を当てにくく、磨き残しにも注意しなければなりません。
ここで気をつけたいのが、歯垢(プラーク)です。歯垢は単なる食べかすではなく、細菌を含んだ付着物です。歯磨きで十分に取り除けず、歯垢が残った状態が続くと、むし歯や歯ぐきの炎症につながる可能性があります。
そのため、小児矯正中は食べる物を選ぶだけでなく、食後に装置の周りまできれいにできているか確認することが大切です。特にお子さんだけでは細かな部分まで磨くことが難しい場合には、保護者の方が磨き残しを確認し、仕上げ磨きで補いましょう。
小児矯正では、食べ物を噛んだときに歯が痛むことがあります。矯正治療では歯を動かすために力を加える場合があり、その力によって歯の周囲の組織に変化が起こるためです。
この時期にふだんと同じように食事をすると、噛む力が歯に加わり、痛みを強く感じることがあります。痛みがあると十分に噛むことが難しくなり、お子さんが食事を取りにくいと感じることもあるでしょう。
そのため、装置の装着後や調整後は、お子さんが噛んだときに痛みを感じていないか確認し、口の状態に合わせて食事の内容や食べ方を工夫することが大切です。

小児矯正中に噛みにくさや痛みがあるときは、食材の硬さや大きさ、調理方法を工夫することで食事を取りやすくなります。
装置を付けたあとや調整したあとに噛むと痛みを感じる場合は、食材をやわらかく調理すると食べやすくなります。硬い物は噛み砕くために力が必要ですが、十分に加熱してやわらかくした食材であれば、噛むときに歯へ加わる力を抑えられます。
たとえば、にんじんや大根などの野菜は、生のままでは硬さがありますが、煮込むことでやわらかくできます。肉類も硬い部位や大きなかたまりのままでは噛む回数が増えるため、煮込み料理にしたり、ひき肉を使った料理にしたりすると食べやすくなります。
小児矯正中は、食べ物を一口で食べられる程度の大きさに切ることも大切です。大きな食べ物をそのまま口に入れると、前歯でかじり取ったり、奥歯で何度も噛んだりする必要があります。使用している装置によっては、このような食べ方によって装置に強い力が加わる場合があります。
たとえば、りんごなどは丸ごとかじるのではなく、薄く切ったり、小さなサイズに分けたりすると食べやすくなります。肉や野菜なども大きな状態で口に入れるのではなく、あらかじめ食べやすい大きさに切っておけば、口の中で無理に噛み切る必要がありません。
特に装置を付けたばかりの時期や調整後など、噛むと痛みを感じるときには、一口の大きさにも気を配りましょう。
小児矯正では、装置を付けた直後などに歯が痛み、食べ物を噛むことがつらく感じられる場合があります。そのようなときは、強く噛む必要が少ない料理を選ぶことで、食事しやすくなります。
たとえば、スープやおかゆ、やわらかく煮た麺類、スクランブルエッグなどは、硬い食べ物と比べて噛むときに歯へ強い力がかかりにくい料理です。ヨーグルトのようにほとんど噛まずに食べられる食品を取り入れる方法もあります。
大切なのは、矯正中はずっとやわらかい料理にするのではなく、お子さんの口の状態に合わせることです。装置を付けたあとの痛みは一般的に数日で落ち着いていくため、噛んだときの痛みが軽くなってきたら、無理のない範囲でふだんの食事に戻していきます。

小児矯正中は、装置や歯に負担をかけないことがとても大切です。ここでは、特に注意すべき食べ物についてご紹介します。
小児矯正中は、使用している装置によって、硬い食べ物を控えたほうがよい場合があります。硬い物を噛み砕くと歯だけでなく装置にも強い力が加わり、装置が外れたり壊れたりする原因になるためです。
特に、氷や硬いせんべい、ナッツ類など、そのまま噛むために強い力が必要な物には注意しましょう。装置が外れたり壊れたりすると、歯科医院で確認や修理が必要になる場合があります。
一方、硬さのある食材をすべて避ける必要があるわけではありません。たとえば、りんごやにんじんなどは、大きなまま前歯でかじるのではなく、小さく切ったり、加熱してやわらかくしたりすることで食べやすくなります。
小児矯正中は、使用している装置によって、歯や装置にくっついて離れにくい食べ物を控える必要があります。粘着性の高い食べ物が装置に付着すると、装置に余計な力がかかり、外れたり壊れたりする場合があるためです。
たとえば、キャラメルやソフトキャンディーなどは、噛むと歯や装置にくっつきやすい食べ物です。また、粘着性があるため装置の周囲に残りやすく、付着した部分の汚れを落とすのに手間がかかることがあります。
お子さんに食べ物を選ぶ際は硬さだけではなく、噛んだときに歯へくっつかないかという点にも目を向けましょう。特に、噛んだあとも口の中に残りやすい物には注意が必要です。
小児矯正中は、繊維が長く、歯や装置に絡まりやすい食べ物に注意しましょう。繊維が装置の周囲や歯と歯の間に入り込むと、口をゆすぐだけでは取り除きにくく、食べ物が口の中に残ることがあります。
たとえば、えのきやニラなどの繊維が長い食材は、装置の種類によっては絡まることがあります。また、筋の多い肉なども歯と歯の間に挟まる場合があるため、そのまま食べるのではなく、食べやすい大きさに切るなどの工夫が必要です。
ただし、食物繊維を含む食品をすべて控える必要はありません。野菜やきのこなどは日々の食事を構成する食品でもあるため、矯正中だからという理由だけで一律に避けるのではなく、装置に絡まりやすい物の食べ方に気を配ることが大切です。
小児矯正中は、砂糖を多く含むお菓子や飲み物を頻繁にとらないようにしましょう。口の中の細菌は糖を利用して酸をつくります。この酸によって歯の表面のミネラルが溶け出す状態が繰り返されると、むし歯のリスクが高まります。
矯正装置を使用していると、装置の種類によっては歯垢がたまりやすい場所が増えるため、糖分のとり方にも注意が必要です。
特に、お菓子を少しずつ食べ続けたり、糖分を含む飲み物を何度も飲んだりすると、歯が酸の影響を受ける回数が増えます。糖分を含む物を完全に避ける必要はありませんが、だらだら食べるのを控え、食べる時間や回数を決めることが大切です。

小児矯正中は食べ物が装置の周囲に残る場合があるため、食事の内容だけでなく、食後の口腔ケアにも気を配ることが大切です。
固定式の矯正装置は自分で取り外せないため、食後は装置を付けたまま、周囲まで丁寧に磨くことが大切です。特に装置の周りや歯と歯ぐきの境目は歯垢が残らないように注意しましょう。
歯垢が十分に取り除けない状態が続くと、むし歯や歯ぐきの炎症を起こすリスクが高まります。歯磨きの際は、鏡を見ながら歯ブラシの毛先が磨きたい場所に当たっているか確認してください。歯ブラシだけでは清掃しにくい部分には、歯間ブラシなどを併用する方法もあります。
装置によって磨き方は異なるため、歯科医院でお子さんの装置に合わせた清掃方法を確認しましょう。
小児矯正中は、お子さんが歯を磨いたあとに、保護者の方が磨き残しを確認しましょう。固定式の矯正装置を使用していると磨きにくい場所が増えるため、お子さんだけでは十分に汚れを落とせない場合があります。
仕上げ磨きでは、装置の周りや奥歯など、お子さんが磨きにくい場所を中心に確認し、磨き残している部分を補います。特に乳歯から永久歯へ生えかわる時期は歯並びに段差ができることもあり、歯ブラシが届きにくい部分にも注意が必要です。
お子さんが自分で歯磨きできるようになっても、磨き残しがないか保護者の方が確認してあげましょう。
取り外し式の矯正装置は、歯だけでなく装置自体も清潔に保つことが大切です。使用しているうちに装置には汚れが付着するため、取り外した際に歯科医院で指導された方法で洗いましょう。
清掃するときは、熱湯を使わないようにしてください。装置の素材によっては、熱によって変形するおそれがあるためです。
また、装置によって使用できる洗浄剤や清掃方法が異なります。市販の洗浄剤などを使用したい場合は、お子さんが使っている装置に使用できるか歯科医院で確認しましょう。

小児矯正中の食事では、お子さんが使用している装置や口の中の状態に合わせて、食べ物の硬さや食べ方に気を配ることが大切です。装置を付けたあとや調整したあとに噛むと痛む場合は、やわらかく調理した料理などを取り入れ、無理なく食事を取れるように工夫しましょう。
また、固定式の装置では食べ物や歯垢が装置の周囲に残ることがあるため、食後の歯磨きも重要です。お子さんだけでは十分に磨けない部分は、保護者の方が仕上げ磨きで補いましょう。取り外し式の装置を使用している場合は、装置自体を清潔に保つことも必要です。
小児矯正で使用する装置にはさまざまな種類があり、食事やお手入れの注意点も異なります。食べてよい物や装置の清掃方法などで迷ったときは自己判断せず、歯科医院で相談しましょう。
小児矯正を検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。
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