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2025年12月30日

こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。
歯の色に関する悩みは、多くの人が抱えています。その中で注目されているのが、ホームホワイトニングです。歯科医院で処方される薬剤を使用し、自宅で自分のペースで行えるため、効果的かつ安全に歯を白くできる方法として人気を集めています。
しかし「どれくらいで白くなるの?」「予定があるから早く効果を実感したい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ホームホワイトニングの概要と効果が現れるまでの期間、理想的な白さをキープするための方法について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
目次

ホームホワイトニングとは、歯科医院で作製したカスタムメイドのマウスピースに薬剤を入れ、患者さま自身が自宅で行うホワイトニングの方法です。過酸化尿素が主成分のジェル状の薬剤をマウスピースに塗布して、1日30分〜1時間ほど装着して歯を白くしていきます。
薬剤が歯の内外にある色素を分解し、歯を白くします。ご自身で着脱できるマウスピースを使用するため、治療中でも日常生活にほとんど支障をきたしません。自宅で行えるため、患者さまのライフスタイルに合わせて治療を継続しやすいのが特徴です。
ホームホワイトニングは、時間をかけてゆっくりと白い歯を目指したい方にも、短期間で自然な白さを実現したい方にも選ばれている治療法です。治療期間や効果の持続期間には個人差がありますが、適切な使用方法を守ることで徐々に白い歯を目指せます。
ホームホワイトニングには、次のようなメリットがあります。
ホームホワイトニングは、ご自身のペースで進められることが大きな特徴です。マウスピースの作成や薬剤の受け取りのために受診する必要はありますが、ホワイトニングの施術自体はご自宅で行えます。通院時間を確保しづらい方でも、継続しやすい方法といえるでしょう。
また、使用する薬剤の濃度が低濃度なため、知覚過敏の症状が出にくい点もメリットでしょう。強い薬剤を使用すると、施術後に痛んだりしみたりする症状が出ることがありますが、ホームホワイトニングではこのリスクを軽減できます。少しずつ白くなっていくので、自然な白さを得やすいこともメリットです。
歯の内側からゆっくりと白くしていくため、歯科医院で行われるオフィスホワイトニングと比べて白さが持続しやすい点も特徴でしょう。
ホームホワイトニングのデメリットは、以下のとおりです。
大きなデメリットとして、即効性がないことが挙げられます。オフィスホワイトニングでは1回の施術でも白くなったと感じられることがありますが、ホームホワイトニングは継続することで歯を白くしていく方法といえます。
また、ご自身でホワイトニングを行わなければならないため、マウスピースや薬剤の管理を徹底しなければなりません。正しい方法で行わないと、知覚過敏の症状が出るリスクが高まったり、歯周組織に悪影響が及んだりする可能性があります。

ホームホワイトニングに使用する薬剤には、低濃度の過酸化尿素が含まれており、歯の表面についた汚れや色素沈着を分解することで歯を白くしていきます。効果が現れるまでには、1日30分〜1時間程度の施術を1週間〜2週間ほど継続する必要があるとされています。
ホームホワイトニングには即効性はありませんが、オフィスホワイトニングに比べると色味を調整しやすく、歯への負担も少ないとされています。元々の歯の色や黄ばみの原因によっても、白くなるまでの期間は変動する点も理解しておきましょう。

ホームホワイトニングの効果には個人差がありますが、特に効果を得づらい人や、効果を得られない歯もあります。例えば、日常的にコーヒーや紅茶、赤ワインなどを多く摂取する方や、喫煙習慣がある方、エナメル質が薄い方などは、ホワイトニングの効果が現れづらいです。
歯は、外側からエナメル質・象牙質・神経の3層で構成されていますが、象牙質はもともと少し黄色っぽい色をしています。エナメル質が薄いと象牙質の色が透けて見えて、歯が黄ばんで見えることがあるのです。
また、詰め物や被せ物など、人工歯が入っている方も注意が必要です。ホワイトニングの薬剤が作用するのは天然歯のみなので、ホワイトニングをしても人工歯は白くなりません。施術後に天然歯と人工歯の色の差が目立つようになる可能性も考えられるでしょう。
何らかの原因で神経が死んでしまったり、神経を除去したりしたことで変色している歯も、ホワイトニングをしても白くなりづらいです。この場合、ウォーキングブリーチと呼ばれる特殊な方法を検討する必要があります。

せっかく白く美しくなった歯も、日々の生活習慣によっては白さが失われていくことがあります。ホームホワイトニングの効果は持続しやすいとされていますが、日々の生活の中で意識すれば、より維持しやすくなるでしょう。
ここでは、ホームホワイトニングの効果を長持ちさせるためにできることをご紹介していきます。
ホワイトニング後の歯は、一時的に着色しやすい状態になっています。そのため、ホームホワイトニング後は、1〜2時間程度は飲食を控えるのが理想です。
また、食事や飲み物の選択にも注意すべきといえます。コーヒーや紅茶、赤ワインなどの色の濃い飲料は避けるか、飲んだ後はうがい、もしくは歯磨きをするようにしましょう。
歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングは、ホワイトニングの効果を持続させるうえで非常に重要です。普段のブラッシングでは落としきれない歯石や着色汚れを除去することで、白さをキープできるでしょう。
さらに、歯科医師や歯科衛生士によるチェックを受けることで、虫歯や歯周病の早期発見にもつながります。一般的には3〜6か月に1回のペースが理想的ですが、歯の状態によっては頻度を高めることもあります。
ホワイトニング後の白い歯を保つためには、毎日の丁寧な歯磨きが重要です。歯垢・歯石を放っておくと着色や黄ばみの原因になるため、少なくとも朝晩の2回は丁寧にケアするようにしましょう。デンタルフロスや歯間ブラシも使用して、歯間の汚れも落としてください。
着色汚れを予防するためには、ホワイトニング歯磨き粉を使用すると良いでしょう。歯を漂白する効果はありませんが、着色汚れの付着を防ぐ効果が期待できます。
タバコに含まれるタールは、歯の表面に強く付着しやすく、黄ばみやくすみの原因になります。ホワイトニング効果をキープしたい場合は、喫煙を控えることが推奨されます。ホワイトニング後にタバコを吸うと、せっかく白くなった歯がすぐに黄ばんでしまうことがあるのです。
禁煙は全身の健康にも良い影響を与えるため、ホワイトニングを受ける方は検討してはいかがでしょうか。

ホームホワイトニングは、白い歯を手に入れたい方にとって有効な選択肢となります。自宅で手軽に行えるうえ、自然な仕上がりや長期間の効果が期待できる点が魅力です。
しかし、白くなるまでに時間がかかることや、ご自身で施術を行わなければならないことは理解しておくべきでしょう。また、効果を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスや丁寧なセルフケアが不可欠です。
ホームホワイトニングを検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。
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