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三鷹ハートフル矯正歯科医院
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MFT(口腔筋機能療法)の費用と保険の適用について

2025年12月16日

MFTの費用を考えるイメージ

こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。

MFT(口腔筋機能療法)は、舌や唇・頬の筋機能を正しく整えることを目的とした治療法です。矯正治療の補助として用いられることが非常に多いですが、その費用が気になる方は多いのではないでしょうか。

今回は、MFTの費用相場や、保険適用の可否などについて解説していきます。MFTを検討している方や、費用が不安な方は、ぜひ参考にしてください。

MFT(口腔筋機能療法)とは

MFTのトレーニングを行う口のアップ

MFT(口腔筋機能療法)とは、舌や口唇、頬などの筋肉の使い方を正しく習得するために行われるトレーニングです。特に舌の位置や動き、飲み込み時の癖などを改善することで、歯並びや噛み合わせの乱れを予防・改善する効果が期待できます。

歯並びは歯の位置そのものだけでなく、舌や口周りの筋肉などの影響を受けます。舌や口周りの筋肉の使い方が不適切だったり、適切に発達していなかったりすると、歯並びの乱れにつながることがあるのです。

そのため、矯正治療の効果を高めたり長く維持したりするために、MFTを実施するケースが非常に多いです。

MFT(口腔筋機能療法)の費用

MFTにかかる費用を計算するイメージ

MFT(口腔筋機能療法)の治療費は、歯科医院によって異なりますが、一般的に1回のトレーニングあたり3,000円〜1万円程度が相場です。また、初回の診断料やカウンセリング料、検査料として、5,000円〜2万円ほどかかることがあります。

トレーニングは月に一度の頻度で行うことが多いので、毎月3,000円〜1万円ほどかかると考えておくと良いでしょう。

ただし、上述したとおり、MFTは単独で行うのではなく、矯正治療と併用することも多いです。この場合、矯正治療の費用が別途20万円〜60万円ほどかかるケースもあります。また、矯正治療と合わせたプランとして料金を提示している歯科医院もあるでしょう。

実際にどのような形式で費用を払っていく必要があるのか、どのくらいの費用がかかるのかは、事前に歯科医院に確認しておくようにしましょう。

MFT(口腔筋機能療法)は保険適用の対象になる?

MFTは保険適用の対象になるのか考える女の子

MFTは、口腔筋機能の改善を目的とした治療法であり、一般的な歯科治療とは性質が異なります。そのため、基本的には保険の対象外の治療です。

ただし、口腔機能発達不全症という疾患により、MFTが必要と判断された場合は、保険が適用される可能性があります。口腔機能発達不全症とは、食べる・話す・呼吸をする、といった日常生活に欠かせない動作を正常に行えない状態で、15歳未満のお子さまが診断されることがあります。

MFT(口腔筋機能療法)は医療費控除の対象になる?

MFTは医療費控除の対象になるのか考えるイメージ

医療費控除とは、1年間に支払った医療費の合計額が一定額を超えた場合に受けられる、所得控除制度です。MFT(口腔筋機能療法)は、医療費控除の対象になる場合があります。

重要なのは、MFTを行った目的が、口腔機能を改善するための治療であることです。口元の見た目を改善することが目的の場合は、医療費控除の対象になりません。

お子さまの矯正治療やMFTは、口腔機能の改善を目的とすることが多いので、医療費控除の対象となるケースも多いです。申請の際には領収書などが必要なので、保管しておくようにしましょう。

また、通院の際に公共交通機関を利用した場合、その利用料も医療費控除の対象となるので、通院の記録を残しておくと良いでしょう。

MFT(口腔筋機能療法)を行うメリット

MFTのメリットのイメージ

MFT(口腔筋機能療法)を行うメリットは、以下のとおりです。

歯並びや噛み合わせが整いやすくなる

歯並びや噛み合わせの乱れは、舌や唇、頬の筋肉の使い方に由来している場合が少なくありません。MFTでは、口周りの筋肉のバランスを整えることが可能です。

これにより、矯正治療の効果が出やすくなったり、治療後の後戻りを抑えられたりすることがあります。

呼吸機能を改善できる

MFTでは、舌位の改善により鼻呼吸が促されるため、口呼吸の改善も期待できます。睡眠の質の低下にも効果があるでしょう。特に、成長期の子どもにおいては、口呼吸がもたらす成長障害や集中力の欠如を防ぐことが可能です。

無意識の癖を改善できる

無意識のうちに行われる舌で前歯を押す癖などの悪習慣は、歯並びの乱れや口呼吸などを引き起こす原因です。MFTでは、筋肉の使い方や舌の位置などを改善することで、悪習癖の改善も目指します。

MFT(口腔筋機能療法)を行う際の注意点

MFTの注意点のイメージ

MFTは装置を使用しないトレーニングですので、矯正治療のような装置の痛みや違和感などが発生することはありません。

しかし、トレーニングは継続しなければなりません。毎日の習慣として取り入れることで、MFTが十分な効果を発揮します。そのため、お子さまのモチベーションを維持するなど、保護者の方の協力も欠かせない治療といえます。

また、MFTの効果はすぐに現れるものではないという点も理解しておく必要があるでしょう。大人でも、トレーニングを行った翌日にすぐに筋肉がつくわけではないように、MFTの効果も即日で現れることはありません。

毎日根気強く継続することで、徐々に正しい舌の位置や使い方、筋肉の動かし方などが定着していき、結果として歯並びにも影響を与えていきます。

正しい方法で行うことも意識してください。正しい方法で行えていないと、適切に筋肉を鍛えられずに効果が半減するかもしれません。MFTの治療を受けている間は定期検診に通う必要があるので、その際に指導も受けられます。

MFT(口腔筋機能療法)を行う場合にかかる費用以外の負担

MFTのトレーニングに通うスケジュールのイメージ

MFTを検討する際は、治療費だけではなく、実際の通院や日々の練習にかかる時間や手間も考慮することが大切です。ここでは、MFTを行う際にかかる費用以外の主な負担について解説します。

通院の手間と時間

上述したとおり、MFTを受けている間は定期的に通院する必要があります。治療の効果がでているか、正しい方法でトレーニングを継続できているかなどを確認し、必要に応じてトレーニング内容を調整することもあります。

通院は月に1回程度が一般的ですが、通院にかかる手間や時間的な負担は考慮しておく必要があるでしょう。特に、遠方から通う場合は通院の負担が大きくなり、継続できなくなる可能性も考えられます。

毎月通院できるかどうかも考えて、治療を受ける歯科医院を検討すべきでしょう。

自宅練習の継続が必要

MFTの効果を最大限に引き出すためには、通院時に指導されたトレーニングを自宅でも継続して行う必要があります。特にお子さまの場合、保護者の方が毎日トレーニングの進捗を確認したり、一緒に練習したりすることが欠かせません。

習慣化できていないと、治療効果が期待できなくなります。また、お子さまが楽しく練習に取り組めるよう、保護者の方が工夫してサポートすることも重要です。

まとめ

MFTのトレーニングを終えて歯科医師とハイタッチをする女の子

MFT(口腔筋機能療法)は、子どもの歯並びや噛み合わせ、さらには呼吸や発音といった機能面を整えるためのトレーニングです。保険適用外であるため費用はかかりますが、その効果を考えれば前向きな投資と捉えることもできるでしょう。

また、MFTは単独で行われることは少なく、矯正治療を併用するケースもあります。そのため、治療全体にかかる費用を事前に確認しておくようにしましょう。

お子さまの歯並びや、口呼吸の習慣が気になっている保護者の方は、一度MFTを検討してみてはいかがでしょうか。

MFT(口腔筋機能療法)を検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。

当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。

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