無料相談 instagram
三鷹ハートフル矯正歯科医院
三鷹ハートフル矯正歯科医院

Blog

ブログ

インビザラインのアライナーをつけたまま食事をすると!リスクと注意点

2025年11月25日

インビザラインのアライナーを装着する様子

こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。

インビザラインは、透明で目立ちにくい矯正装置を使用した治療法として多くの方に選ばれている治療法です。従来のワイヤー矯正と異なり、装置の取り外しが可能なため、日常生活のなかでの柔軟性が高いことが魅力です。

しかし、その反面で、使用方法を誤ると矯正効果に悪影響が出たり、口腔内の健康を損なったりするリスクも存在します。特に「アライナーをつけたまま食事をしても大丈夫なのか?」という疑問を持つ方は少なくありません。

今回は、インビザラインのアライナーを装着した状態で飲食はできるのか解説します。つけたまま飲食できるもの、食事の際の正しい取り扱い方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

インビザラインのアライナーをつけたまま食事をするのはNG?

インビザラインのアライナーをつけたまま食事をするのはNGなのか考える女性

インビザラインのアライナーは、透明で取り外し可能な矯正装置ですが、その使い方にはいくつかの注意点があります。特に、アライナーを装着したまま食事をしてはいけません。以下では、アライナーをつけたまま食事をするとどのようなリスクがあるのかを解説します。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

アライナーをつけたまま食事をしてしまうと、装置と歯の間に食べかすが入り込みやすくなります。

アライナーは歯をぴったりと覆っているため、食べかすが逃げ場を失い、そのまま閉じ込められてしまいます。この状態は細菌の繁殖にとって非常に好都合で、虫歯や歯周病の原因となります。

さらに、アライナーを装着していると唾液の自然な洗浄作用も妨げられます。特に糖分の多い食品を摂取した場合、その影響はより深刻です。

インビザライン治療中は、歯並びだけでなく歯の健康も守る必要があるため、食事の際には必ずアライナーを外さなければならないのです。

アライナーが変形・破損する可能性がある

インビザラインのアライナーは非常に精密に作られており、わずかな変形でも歯に正確にフィットしなくなる可能性があります。食事中に加わる咀嚼の力は意外と大きく、アライナーにとっては負担となります。

特に、硬い食べ物や熱いものを口にした場合、装置が割れたり、熱によって変形したりすることがあります。

こうした変化は、矯正の進行に悪影響を与えるだけでなく、新しいアライナーの作り直しが必要になる場合もあります。計画通りに治療を進めるため、また余計な費用が発生するリスクを避けるためにも、食事の際は必ずアライナーを外すようにしましょう。

アライナーが変色する可能性がある

透明で目立ちにくい装置を使用する点は、見た目に配慮したい患者さんにとって魅力的なポイントです。

しかし、アライナーをつけたまま食事をすると、飲食物に含まれる色素が装置に染み込み、黄ばみやくすみを引き起こす可能性があります。特に、カレー、コーヒー、赤ワインなどは色移りしやすく、たとえ一度の食事でもアライナーの透明感を損なうことがあります。

一度変色したアライナーは元に戻すことが難しく、見た目の印象が悪くなるだけでなく、不衛生に見える原因にもなります。清潔で美しい状態を保つためにも、アライナーは食事前に外すことを習慣づけることが重要です。

インビザラインのアライナーをつけたまま飲食できるものはある?

コップで水を飲むインビザラインで矯正中の女性

インビザライン矯正中は、基本的に飲食のたびにアライナーを取り外す必要があります。なかには「どうしても装置を外せない場面では何なら口にしても良いのか?」と気になる方も多いでしょう。

アライナーをつけたままでも安心して飲めるものは水のみです。糖分や酸を含まない常温または冷たい水であれば、装置への影響もなく、虫歯や装置の変形といったトラブルの心配もほとんどありません。

一方で、炭酸水やスポーツドリンク、フレーバーウォーターなどは、一見水のように見えても成分に注意が必要です。わずかな糖分や酸性の成分が含まれていることがあり、これが虫歯の原因になったり、アライナーの劣化を早めたりする可能性があります。

また、温かい飲み物は要注意です。アライナーの素材は熱に弱いため、熱いお茶やコーヒーを口にすると変形を起こし、矯正力が弱まる恐れがあります。色の濃い飲み物も変色の原因となるため、装着時には避けましょう。

つまり、アライナーを装着したまま安心して口にできるのは、冷たいまたは常温の水に限られるということになります。外出時でも、水を選ぶようにすることが、治療をスムーズに進めるためのポイントです。

インビザライン矯正中に食事をするときの注意点

インビザライン矯正中に食事をするときの注意点のイメージ

インビザラインの装置は取り外しができる点がメリットですが、食事の際にはいくつかの重要なルールを守る必要があります。ここでは、アライナーを安全に、かつ効果的に使い続けるための食事中のポイントを詳しくご紹介します。

必ず装置を外してから食事をする

インビザラインのアライナーは、食べ物を噛むことを想定して設計されたものではありません。装着したまま食事をすると、咀嚼の力によって装置に負担がかかり、破損や変形の原因になります。また、装置と歯の隙間に食べ物が入り込み、衛生面でも大きなリスクを伴います。

治療効果をきちんと得るためには、どんなに短時間の間食であっても、食べる前には必ずアライナーを外しましょう。

外した装置はケースに入れて保管する

アライナーを外した際には、そのままテーブルやティッシュの上に置く方もいますが、これは紛失や破損のリスクが非常に高くなります。特にティッシュで包んでおくと、誤ってそのまま捨ててしまうケースが少なくありません。

衛生面を保つためにも、取り外したアライナーは必ず専用のケースに保管しましょう。ケースは外出時にも持ち歩けるコンパクトなサイズなので、常に携帯することが大切です。

装置を長時間外したままにしない

インビザラインの治療効果をしっかり得るには、装置を1日20〜22時間装着する必要があります。そのため、食事や歯磨きで装置を外す時間をできるだけ短くすることが重要です。

長時間何もつけずにいると、歯が元の位置に戻りやすくなり、計画どおりに歯が動かなくなる恐れがあります。食後や会話中にそのまま忘れてしまわないよう、装置はなるべく早く装着し直すことを心がけましょう。

装置を再装着する前には歯磨きをする

食後は必ず歯磨きをしてからアライナーを装着することが、口腔内を清潔に保つ基本です。食べかすや糖分が歯に残ったまま装置をつけてしまうと、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、アライナーの内側にも汚れが付きやすくなり、ニオイや着色の原因にもなります。

外出先で歯磨きが難しい場合は、少なくとも水で口をよくすすぐなど、できる限り清潔な状態に整えてから装着しましょう。アライナー自体にも汚れは付着するため、食事の際に取り外したら、再度装着する前に洗浄してください。

日々のちょっとした習慣が、矯正治療を成功させるカギになります。

まとめ

カフェで食事を楽しむインビザライン矯正中の女性

インビザライン治療を成功させるためには、毎日のちょっとした心がけが非常に重要です。特にアライナーをつけたまま食事をしないという基本ルールは、虫歯や装置の劣化を防ぎ、スムーズな矯正を進めるうえで欠かせません。

食事の際は必ずアライナーを外し、外した装置は衛生的に保管すること、そして食後は丁寧に歯を磨いてから再装着することが基本です。また、装着時間をしっかり確保することも忘れてはなりません。

装着中に口にしてよいのは水のみです。これを守ることで、アライナーの変形や変色を防ぎ、美しい状態を保つことができます。日々の小さな積み重ねが、理想の歯並びと健康な口元につながります。

インビザラインを検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。

当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。

当院のホームページはこちらネット予約LINEの無料相談もお受けしております。ぜひご覧ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

«

歯列矯正治療のお問い合わせは、下記までお気軽にどうぞ
診療時間
火水木金土 9:30〜13:00/14:30〜18:30
日月祝 休診

※祝日ある週については月曜営業