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2025年6月17日
こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。
「歯の黄ばみが気になる」「笑顔にもっと自信を持ちたい」と考えている方もいるでしょう。白く整った歯は清潔感を与え、相手に好印象を与えるポイントのひとつです。自宅でケアをしたいという方に支持されているのが、ホームホワイトニングです。
この記事では、ホームホワイトニングの特徴やメリット・デメリットについて解説します。実際の流れ、費用の目安についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ホームホワイトニングとは、歯科医院の指導のもと自宅で歯を白くする方法です。歯科医院で作成したマウスピースに薬剤を入れて装着し、歯の表面だけでなく、内部から歯を漂白していきます。
市販品やサロンでセルフホワイトニングは、歯の汚れを落とす効果は期待できますが、配合されている薬剤が異なるため歯そのものを白くすることはできません。ホームホワイトニングは、歯の内部の黄ばみを分解し、歯の本来の白さを取り戻します。
白さの度合いも調整できるため、自分の理想に近づけやすいのが特徴です。
ホームホワイトニングのメリットは、以下のとおりです。
ホームホワイトニングでは、薬剤を塗布したマウスピースを1日1回、30分〜2時間程度装着します。夕食後のリラックスタイムや就寝前など、好きなタイミングで行える治療です。
初回は歯科医院でマウスピースの型取りをする必要がありますが、マウスピースと薬剤を受け取ったあとは自宅で治療を進められます。日中は仕事や学校などで忙しく、通院する時間が取れない方でも取り組みやすいでしょう。
ホームホワイトニングは、長期的な視点で見るとコストパフォーマンスに優れています。歯科医院で行うオフィスホワイトニングの場合、1回あたり1万〜6万円程度が目安となり、理想の白さに到達するには複数回の施術が必要となるケースも少なくありません。
一方で、ホームホワイトニングはマウスピースの作製費用として1万〜4万円程度がかかりますが、一度作製すると、その後は薬剤を追加購入するだけで繰り返し実施できます。継続して白さを維持したい方にとっては、経済的な負担を抑えられるのは大きなメリットでしょう。
ホームホワイトニングでは、オフィスホワイトニングよりも低濃度の薬剤を使用しています。そのため、歯や歯茎への刺激が少なく、痛みを感じたりしみたりするリスクが低いです。
ただし、知覚過敏のある方や、歯が削れたり歯にひびが入ったりしている方はホームホワイトニングでも痛みを感じることがあります。万が一痛みを感じた場合は、使用を中断しやすいのも安心できるポイントです。
ホームホワイトニングは、元々の歯の色によっても異なりますが、6ヶ月〜1年程度効果が持続するとされています。オフィスホワイトニングよりも濃度の低い薬剤で時間をかけてじっくりと色素を分解するため、白さが長持ちしやすいのです。
定期的に実施することで、白さを維持できます。
ここでは、ホームホワイトニングのデメリットを解説します。
ホームホワイトニングは、低濃度の薬剤を使用して徐々に歯を白くしていく方法です。そのため、オフィスホワイトニングほどの即効性はありません。効果が表れるまでには、2週間から1ヶ月程度かかることが多いです。
結婚式を控えている方や旅行の予定がある方など、短期間での変化を求めている方には、デメリットといえるでしょう。
ホームホワイトニングは、自分でマウスピースに薬剤を塗布して装着します。薬剤量や塗り方によっては、色むらが生じる場合もあるでしょう。きれいに仕上げるには、歯科医師から説明されたとおりの薬剤量を使用し、手順に沿って丁寧に進める必要があります。
色むらが心配な方は、歯科医師や歯科衛生士が施術するオフィスホワイトニングを検討するのもひとつの方法です。
ホームホワイトニングでは低濃度の薬剤を使用しますが、歯に亀裂がある場合や、もともと知覚過敏の症状がある場合には、しみるような刺激を感じることがあります。また、歯茎に薬剤がつくと炎症を起こすこともあるため、使用方法には注意が必要です。
ホワイトニングの効果は、歯の質や着色の原因によって異なります。加齢や遺伝による黄ばみ、抗生物質の長期服用による変色には、効果が出にくい場合もあるのです。黄ばみの原因によっては、希望する白さにならないこともある点を知っておきましょう。
ホームホワイトニングでは、マウスピースや薬剤を自分で管理する必要があります。指示された時間を守らなかったり、続けて行わなかったりすると、十分な効果が得られないことがあるのです。
また、ホームホワイトニングをしながら寝ると、薬剤を飲み込んだり、食いしばりや歯ぎしりによってマウスピースが破損したりする恐れがあります。特に、薬剤が長時間口腔内や喉に付着すると、ただれる可能性があり危険です。
安全に効果を得るためには、歯科医師の指示どおりに毎日実施しなければなりません。
ここでは、ホームホワイトニングの一般的な流れについて解説します。
まずは歯科医院でカウンセリングを受けます。シェードガイドと呼ばれる歯の色見本を確認し、目標の歯の色について確認します。
また、虫歯や歯周病があると薬剤でしみたり炎症が悪化したりする恐れがあるため、ホワイトニングを始める前に治療が必要です。そのため、口腔内の状態を確認し、必要に応じて虫歯や歯周病の治療を行います。
ホワイトニングを始める前に、歯の表面についた汚れや着色を専用の器具で取り除きます。表面の汚れを取り除くことで薬剤を歯の表面にしっかり浸透させ、ホワイトニング効果を高めます。
ホームホワイトニング専用のマウスピースを作製するために、型取りを行います。印象材と呼ばれるやわらかい素材を使って歯型を取り、一人ひとりの歯にぴったり合うように作られます。
マウスピースが完成するまでに1〜2週間程度かかることが多いです。
完成したマウスピースが歯にフィットするか確認し、薬剤とあわせて受け取ります。歯科医師や歯科衛生士から使用頻度や装着時間について説明があるため、しっかりと聞いておきましょう。
マウスピースと薬剤を受け取ったら、自宅でホワイトニングを開始します。自宅で実施する際の流れは以下のとおりです。
上記を1日1回、2週間程度行います。実際の装着時間や実施期間は、薬剤の種類によっても異なるため、歯科医院での説明にしたがいましょう。
装着後は食べ物や飲み物の色素がつきやすい状態になっています。そのため、1〜2時間は、コーヒーやカレーなど、色の濃い食べ物や飲み物を控えましょう。
ホームホワイトニングは、見た目を整える審美目的の治療であるため、保険が適用されません。費用の相場は、マウスピースの作製費用と薬剤1〜2週間分で2万〜5万円程度です。このうち、薬剤は1本あたり5,000円〜1万円程度で購入できます。
マウスピースは繰り返し使用できるため、2回目以降は薬剤のみの購入で続けられます。
ホームホワイトニングは、自宅で歯を白くできる治療方法です。マウスピースと薬剤を受け取ったあとは自宅で施術を行えます。また、マウスピースは繰り返し支えるためコストパフォーマンスに優れているのもメリットです。
ただし、自分で施術するため色むらが起こる可能性があります。また、効果が表れるまで2週間から1ヶ月程度かかるため、即効性を求める方には向いていません。特に、旅行や結婚式などのイベントを控えている方は、間に合わない可能性もあります。
早く白い歯にしたい方、色むらが心配な方は、歯科医院で行うオフィスクリーニングも検討するとよいでしょう。美しく白い歯を手に入れたい方は、まず歯科医院でご相談ください。
ホームホワイトニングを検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。