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2025年5月27日
こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。
「前歯の見た目が気になり人前で笑うことに抵抗がある」というお悩みをお持ちではありませんか。
前歯は顔の印象を大きく左右するため、わずかな歯並びや色の違いでもコンプレックスにつながることがあります。そのようなときに検討されるのが、見た目の美しさまで重視して行う審美歯科治療です。
この記事では、審美歯科で前歯をきれいに整えるための具体的な治療方法や費用の目安、治療によるメリット、そして事前に知っておきたい注意点について詳しく解説します。
ご自身に合った審美歯科治療の選択肢を見つけ、自信をもって笑える口元を手に入れられるよう参考にしてください。
目次
審美歯科の目的は、歯や口元の機能を回復させながら、同時に見た目の美しさや調和を高めることにあります。単に機能の回復だけでなく、患者さんが笑顔に自信を持てるよう以下のような点も考慮して治療が行われます。
こうした美的な要素を総合的に考慮しながら、患者さん一人ひとりに合わせた治療を提供するのが審美歯科の特徴です。
審美歯科では、患者さんの希望や理想の見た目を考慮し、オーダーメイドの治療計画がたてられます。例えば、被せ物が目立つのが気になる場合、天然歯のような見た目を再現できるセラミックなどの高品質な素材を使用した被せ物を作製して、目立ちにくくすることが可能です。
ただし、保険適用外となるのが一般的なため、治療費用は全額自己負担となります。
一方、一般歯科では主に失われた歯の機能を回復することを目的とした治療が行われます。保険診療が中心となるため、費用負担は軽減されますが、使用する素材や治療手順などは、保険適用上のルールに従う必要があります。
審美歯科には、前歯の見た目を整えるための多彩な治療法があり、それぞれ費用が異なります。ここでは、審美歯科で行われる前歯をきれいにする方法と費用相場について解説します。
セラミッククラウンは、天然歯を削って土台にし、セラミック素材の被せ物を装着する治療法です。この治療は、見た目の改善だけでなく、耐久性が求められる場合に選択されることもあり、変色が著しい歯や欠けた歯、神経の治療を行った歯などに対して有効な手段となります。
セラミックは陶器の一種であり、歯科治療においてはその美しい見た目と生体親和性の高さから広く用いられています。
セラミックの表面は滑らかなため、プラークや歯石が付着しにくいです。また、金属を使用しないクラウンを選択すれば、溶けだした成分で歯茎との境目が黒ずむ心配もありません。
セラミッククラウンに使用される素材には複数の種類があり、前歯の治療では以下のようなものが用いられています。
金属を一切使用せず、すべてセラミックで作られた素材です。天然歯に近い透明感と色調を再現でき、金属アレルギーの心配もありません。審美性を重視する前歯などの部位に選択されるケースが多く、費用相場は10万円~20万円程度です。
強度の高いジルコニアを内側のフレームに用い、その上にセラミックを焼き付けた被せ物です。オールセラミックに比べると審美性はやや劣るものの、自然な白さと非常に高い耐久性を持ち、噛み合わせの力が強くかかる奥歯などにも使用できます。費用相場は8万円~20万円程度です。
ニケイ酸リチウムガラスを使用した素材で、高い強度と美しい透明感を兼ね備えています。薄くても十分な強度を持つため、歯への負担を抑えられます。費用相場は6万円~15万円程度です。
歯の表面をごく薄く削り、その上に薄いセラミック製のシェルを貼り付ける治療法です。軽度の歯の隙間、色ムラ、形の不揃いなどに対応でき、見た目の改善が期待できます。
歯を削る量が極めて少ないため、歯へのダメージを最小限に抑えつつ天然の歯のような自然な見た目を追求できる点が魅力です。
治療は短期間で完了することが多く、通常2回程度の通院で理想的な歯を実現できます。費用相場は1本あたり約8万円~13万円程度で、複数本の治療を行う場合には総額が20万円~40万円程度になることもあります。
ホワイトニングは、歯を削ることなく薬剤の作用で歯そのものを白くする治療法で、審美歯科において一般的な選択肢の一つです。特に前歯全体の色味が気になる場合に選択されています。ホワイトニングには、主に3つの方法があります。
1つ目は、歯科医院で高濃度の薬剤を用いて行うオフィスホワイトニングで、即効性があり短期間で効果を実感しやすいのが魅力です。
2つ目は、自宅でマウスピースと低濃度の薬剤を使って行うホームホワイトニングです。効果が現れるまでに時間はかかるものの持続性が高く、自分のペースで進められる点が魅力といえます。
費用については、オフィスホワイトニングが1回あたりおおよそ2万円~5万円程度、ホームホワイトニングがマウスピースの作製と薬剤一式で2万円~3万円程度です。
どちらも複数回の施術を行うことで効果が安定するため、費用面だけでなく、長期的なメンテナンスも含めた計画を立てる必要があります。
3つ目の方法が、2つの方法を組み合わせて行うデュアルホワイトニングです。まずは、短期間で効果を得られるオフィスホワイトニングをしてから白さが持続しやすいホームホワイトニングをすることで、両方のメリットを享受できます。費用相場は5万円~8万円程度です。
矯正治療のなかでも部分矯正は、軽度な歯並びの乱れや歯と歯のすき間などの問題を解消するのに適した治療法です。
治療には目立ちにくい透明なマウスピースを使用した方法が用いられることが多く、費用はおおよそ20万円~60万円程度、治療期間は通常3ヶ月から10ヶ月程度です。
ただし、具体的な金額や期間は個々のケースや使用する装置の種類によっても異なります。また、奥歯の噛み合わせの改善が必要な場合には全体矯正の適応となるケースもあるため、部分矯正が可能かどうかについては、歯科医師の診断が必要です。
審美歯科で前歯を整えることで得られるのは見た目の変化だけではありません。心理的・社会的な変化も多くの患者さんが実感する効果です。
前歯の見た目にコンプレックスがあると、どうしても笑顔や会話に自信を持てなくなります。
しかし、治療によって歯の色や形が整うことで、表情が明るくなり、笑顔に自信を取り戻すことができるでしょう。
整った口元は清潔感や誠実さ、若々しさといった印象を与えやすくなります。特にビジネスや接客業など、人と接する機会の多い方にとっては、第一印象の向上は大きな強みとなるでしょう。
審美的な治療であっても、噛み合わせや咀嚼機能のバランスが整うことで、長期的に歯を守ることにもつながります。見た目の美しさと機能性が両立することで、満足度の高い結果を得られます。
審美歯科治療には注意すべき点もあるため、事前にしっかり理解しておくことが大切です。ここでは、審美歯科で前歯をきれいにするときの注意点について解説します。
先述したように、審美歯科治療は基本的に保険が適用されない自由診療であるため、費用が高額になります。また、歯科医院によっても費用が異なるため、複数の歯科医院でカウンセリングを受けて比較するとよいでしょう。
セラミッククラウンやラミネートベニアでは、天然歯を削る必要があるため、健康な歯を温存したい方にはマイナスポイントとなる場合があります。削る歯の量や範囲については、事前に歯科医師に確認しましょう。
審美歯科の治療を受けたあとは、適切なケアが求められます。特にホワイトニングやセラミッククラウンの場合、定期的なメンテナンスが必要です。歯科医院で定期的に検診を受けることで、長期間美しさを保つことができます。
審美歯科治療は歯の色や形、歯並びなどを美しく整えることで、口元の印象を大きく改善できる治療です。セラミッククラウンやラミネートベニア、ホワイトニング、矯正治療など、さまざまな方法があり、希望に合わせて選ぶことができます。
治療にはメリットが多くありますが、保険適用外であることや治療後のメンテナンスが必要であることを理解したうえで、自分に合った治療方法を見つけることが重要です。
前歯の見た目に悩んでいる方は、自分の理想の口元を実現するために、まずは審美歯科のカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
審美歯科治療を検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。
当院のホームページはこちら、ネット予約やLINEの無料相談もお受けしております。ぜひご覧ください。
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