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2024年12月24日
こんにちは。三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院です。
インビザラインは、マウスピース型の矯正装置を使った矯正方法です。装置が透明なので、目立ちにくく、周囲から気づかれにくいという特徴があります。食事や歯磨きのときに取り外すことができるのもメリットです。
近年希望する方が増えている矯正方法ですが、どれくらいの費用がかかるのか気になるという方もいるでしょう。
今回は、インビザラインの費用相場と内訳、費用負担を抑える方法について解説します。インビザラインを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
インビザラインの費用相場は、歯並びの状態や歯科医院によって異なります。全体矯正の費用は70万円〜100万円程度、前歯のみなど部分的な矯正の場合は20万円〜80万円程度が相場です。
上述のとおり、インビザラインの費用は歯並びの状態によって異なります。ここでは、インビザラインでの治療にかかる費用を歯並び別に解説します。
おおむね1年以内で終わるような、歯並びの乱れが軽度の症例では、20万円〜50万円程度になることが多いです。一度矯正治療を行った歯の後戻りを治す場合や、1〜2本の歯だけ改善したい場合が対象になります。
インビザラインにはいくつかプランがあり、症例や希望に合わせて選択することができます。歯並びの乱れが軽度の場合には、マウスピースの枚数が少ないプランでの治療が可能となります。
出っ歯やガタガタな歯並び、すきっ歯などの中程度の症例を治療する場合にかかる費用は、50万円〜80万円程度になります。治療期間は1年〜2年程度であることが多いです。
奥歯を含めた歯並び全体の改善が必要な症例では、インビザラインのなかで最も費用が高く80万円〜100万円程度になります。奥歯の噛み合わせや歯並びのズレを矯正します。
インビザラインでは、装置自体の費用のほか、検査料や調整料、保定装置料などの費用がかかります。ここでは、治療プロセスごとにかかる費用を矯正治療前・矯正治療中・保定期間中の3段階にわけて解説します。
インビザラインは、受診をすればすぐに始められるものではありません。インビザラインでの矯正方法について詳しく説明し、理解を深めてもらったあとで、詳しい検査を行い、治療計画を立てていきます。
検査の結果、矯正治療前に虫歯・歯周病の治療や抜歯などの処置が必要になった場合には、先に行います。
まずは、矯正相談・カウンセリングにて、歯並びの悩みや矯正治療に対する不安をおうかがいします。インビザライン治療の流れについての説明や大まかな費用についてもこの時点で知ることができます。
矯正相談・カウンセリングにかかる費用は、無料〜1万円程度です。矯正相談・カウンセリングを受けたからといって、必ず矯正治療を受けなくてはいけないというわけではありません。
また、無料〜1万円程度と費用に幅がありますが、歯科医院ごとに設定されるものなので、無料だから悪いというわけではありません。
インビザラインで治療することに決めたら、精密検査を行います。精密検査では、虫歯や歯周病の有無のチェック、口腔内の写真撮影、レントゲン撮影などを行います。この結果をもとに、歯科医師が治療計画を立てます。
また、インビザラインでは、専用のソフトを使用して、歯並びが整うまでの歯の動きをシミュレーションすることができます。精密検査・診断にかかる費用は、1万円〜6万円程度です。
検査の結果、虫歯や歯周病の治療、抜歯が必要だと判断された場合には、先に治療を行います。
虫歯や歯周病の治療は1回あたり1,500円〜1万円程度、抜歯は1本ごとに5,000円〜1万5,000円程度です。これらにかかる費用は、お口の中の状態によって異なります。
マウスピースの作製にかかる費用は20万円〜100万円程度です。インビザラインで使用するマウスピースは、矯正治療を開始する前にまとめて作製されます。
矯正治療中は定期的に歯科医院を受診して、歯科医師に矯正治療の進行状況を確認してもらう必要があります。また必要に応じてマウスピースを調整します。調整料の目安は、1回あたり3,000円〜1万円程度です。
矯正治療が計画通りに進んでいない場合には、治療計画を立て直し、追加でマウスピースを作製することもあります。これをリファインメントといい、2万円程度の費用がかかる場合があります。
矯正治療によって歯並びが整ったら、保定期間に入ります。歯を動かしたあと、そのままにしておくと後戻りが起こることがあります。後戻りとは、矯正治療で整えた歯並びが元の位置に戻ろうと動くことです。
保定期間は、矯正治療後に歯の位置を固定するために重要な期間になります。保定期間は、歯を動かすのにかかった期間と同程度です。保定期間中はリテーナーという保定装置を装着して過ごします。
保定期間中は、保定装置の費用と定期的な通院にかかる診察料がかかります。保定装置の費用相場は1万円〜6万円程度、診察料の相場は1回あたり3,000円〜5,000円程度です。
インビザラインでの治療にかかる費用は、歯科医院ごとに異なります。費用負担を抑えるために、費用の安い歯科医院で治療を受けるという選択肢がありますが、費用の安さだけで歯科医院を決めるのはよくありません。
矯正治療は費用や時間がかかる治療です。安心して治療を続けるため、また確実に治療効果を得るためには、信頼できる歯科医院で治療を受けることが大切だからです。ここでは、インビザラインの費用負担を抑える方法をご紹介します。
費用負担を抑えるためには、医療費控除を利用する方法があります。インビザラインも条件によっては医療費控除の対象になります。インビザラインの治療費自体が安くなるわけではありませんが、結果的に経済的負担の軽減につながるでしょう。
医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超える場合に確定申告することで、納めた税金の一部が戻ってくる制度です。
生計を一にするご家族の医療費も合算できます。また、歯科治療にかかった費用だけでなく、内科など他の医療費も合算することが可能です。領収書をしっかり保管しておきましょう。
ただし、医療費控除を受けるためには、インビザラインが審美目的でなく治療目的であることが条件です。見た目の改善ではなく、噛み合わせなど機能的な問題を回復することを目的とした治療であれば治療目的になります。
医療費控除の対象になるのか、判断が難しい場合には、歯科医師に確認するのが良いでしょう。
マウスピースの装着時間を守らないと計画どおりに治療が進まず、長引く可能性があります。治療計画と実際の歯の動きにズレが生じた場合には、マウスピースの作り直しが必要になるケースもあるでしょう。
治療期間が延びたり、マウスピースの作り直しが必要になったりすると、追加で費用が発生する可能性があります。そのため、マウスピースの装着時間を守ることが非常に重要なのです。
マウスピースの装着時間を守ることで費用を安くすることはできませんが、治療期間の延長やマウスピースの作り直しに伴う費用の発生を防ぐことができます。
インビザラインの費用の相場は、全体矯正で70万円〜100万円程度、部分的な矯正の場合は20万円〜80万円程度です。インビザライン矯正の費用には、マウスピースの作製にかかる費用のほか、検査・診断料、調整料、保定装置の費用などがあります。
歯科医院によって、費用の内訳が異なりますので詳しくは歯科医院で確認してください。
インビザラインを検討されている方は、三鷹市下連雀にある三鷹ハートフル矯正歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院は「全ては患者様の笑顔のために」を医院理念として診療にあたっています。マウスピースとワイヤーを使用したできるだけ歯を抜かない矯正治療をはじめ、ホワイトニングやクリーニングも実施しています。